本格的なふぐ料理は久々なので、しっかりと写真を撮っておくことにしました。
まずは...あれ、茶碗蒸し? じゃなくて味噌汁のようなものから。
名前を聞いたのにすっかり忘れてしまいましたけど、要は白味噌の汁に麩を浮かべたもの。
ほんのりと甘みがあり、しっかりとした出汁が身体に沁み入るよう。
この一杯に、何故か食欲も唆られるんですよね。
ビールも出てきて、それじゃ乾杯!
先付と前菜、うるかを乗せたタコ、蟹としめじです。
言うまでもなくどの品も美味なんですけど、これはビールよりも明らかに日本酒向き。
オススメということで骨酒にスイッチ、鰭もありましたけど、骨の方がより香りだけでなく旨味もあって美味いんだとか。
どれどれ... あ、本当だ。
酒の旨味が更に強調され、ほんのりとした香ばしさも出てこれはいいぞ。
そんなタイミングでテッサの登場。
コリッコリの身は、噛めば噛むほどに旨味が浮き出てくるんですよね。
いやぁ、この感動は久々だなぁ。
むむ、白子焼きかぁ。
これは温かいうちに食べるだけど、3つもいけるかな。
なんていう心配は一つ食べたところで消失、濃厚だけど後味はさっぱり、ふわっとした食感がたまらない。
これを口に含み、骨酒をちょいと流し込むと更に旨味が増し増し。
いやぁ、白子ってこんなに美味しかったっけか。
そして定番の唐揚げ、こいつも堪らないですよね。
噛み心地もよく、連続食いでペロッと平らげてしまいました。
今回、生まれて初めて食べるであろう焼きふぐ。
焼き方のコツを聞いてみると、網にくっつくのは要注意、焼き過ぎず軽く炙るくらいがいいんだとか。
どれどれ... あ、くっついた!
なんていうのも、2度3度やるうちに慣れてくるもの。
表面の色が変わったくらいで、かぼすかポン酢かをつけて食べるんですけど、これがまた素晴らしい味。
唐揚げが一番、そう思っていたのを覆されるほどでした。
いやぁ、これは美味い。
骨酒との相性もまた最高。
定番のテッチリ、これも美味いですよね。
野菜の出汁も染みているので味の複雑さは増し、骨を手掴みで取り出しながら。
骨酒だけは飲み過ぎてしまうので、ハイボールをチェイサー替わりにしていたんですけど、どちらもグイグイと進んでしまう。
でも不思議とそれほど酔わないのは、料理も酒もいいものだかなのかな。
ここまで随分と食べましたけど、雑炊も勢い衰えることなく食べ進む。
やっぱりふぐって美味いな、もしかしたら最高に旨い料理はふぐなのかもしれないな。
そんなことを思いながらの完食、素晴らしい料理の数々、ご馳走さまでした。
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