せっかく地方に車で行くので、道の駅に寄りたいというのが妻の希望です。
レストランから出て、まだ車の返却までにも時間はあったので、よし、『道の駅まくらがの里こが』に寄っていくことにしよう。
『道の駅まくらがの里こが』、平仮名なのでわかりにくいですけど、こがは茨城県の古河。
小山や結城の南方に隣接、かつては古河公方足利氏の館があったりと、この地域では昔から発展している地域です。
で、「まくらが」って何だろう。
調べてみると、古河の枕詞であって特に意味はないとのこと。
単に「こが」と言わず、「まくらがの古河」と言った訳か。
「その手は桑名の焼き蛤」、「おそれ入谷の鬼子母神」とは違って風流ですね。
今回買ってきた野菜、水ナスに巨大ズッキーニ、牛角大王にバナナピーマン。
調理して写真を撮ったもの、2つご紹介しておきます。
水ナスは皮が固めで身はふわふわ、不思議な食感。
アクもなく生で食べられるのが特徴とのこと、この歳になって初めて食べたんじゃないかな。
浅漬にするとこの食感が強調され、皮がパリッと口の中で弾けるのが心地よいんです。
今回は涼しくなってから食べましたけど、旬は夏場とのこと。
暑い日にこれを食べながら日本酒を一杯、うーん、想像しただけで美味そうだ。
バナナピーマン、何がバナナなんだろうかなと。
バナナの味がする? それとも見た目通りバナナの色だから?
食べてみたところ、ピーマンのような苦味はないんですけど、味はバナナとはかけ離れているなぁ。
苦味がないので食べやすい。
ネットで調べたら、「曲がった形と黄色い色がバナナに煮ているから」とのこと。
今回買ってきたのは形が普通のピーマンでしたけど、どうやら元はもっと細くて曲がっているものらしいです。
牛角大王は辛いピーマン、舞茸と炒めたりでツマミに。
巨大ズッキーニの味は普通、ラタトゥイユにしたりチーズ焼きにしたりと食べ応えたっぷり。
そして丸満餃子、これは古河のお店で並んで食べたことがあったもの。
えぇと、過去に書いた記事は... あ、これですね。
大量の油で揚げ焼きに、でも調理に慣れていないので、中央のは焦げてしまいましたね。
とはいえ味はしっかりとしており、暑い皮の旨味とみっちりと入った具がいい味。
一人4つじゃ夕食のオカズには足りないかなと思ったものの、量としてはこれで十分、美味しかったなと。
道の駅で自分へのお土産、当然ながら日本酒ですよね。
今回は「紬美人ひやおろし」をチョイスです。
紬美人、茨城県常総市にある明治30年創業の『野村醸造』という酒蔵の銘柄。
香りのいいフルーティーな仕上がりで、味のまろやかさと深い旨みはひやおろしの特徴なんでしょう。
好みは分かれそうですけど、存在感のある旨味は塩辛など濃い味のツマミに合わせても負けない存在感でした
道の駅の買い物、やっぱり楽しいですね。
道の駅まくらがの里こが
0280-23-2661
茨城県古河市大和田2623
営業時間 9:00〜20:00
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