たくさん釣れるのはいいんですけど、捌くのは少々面倒なんですよね。
まぁ贅沢な文句、美味しく食べるため、つべこべ言わず当日中に下処理しておきましょう。
まずは塩で3回揉み洗いをして、ぬめりと大きな鱗を除去。
頭を落として、腹を取り去ってと。
慣れれば一捌きで基本は完了、あとは腹内の薄皮を洗うのみで、包丁にそれほど慣れない私でも1時間はかからず。
翌日まで冷蔵庫で寝かせておき、さて、どんな料理にしてくれるのか。
お、コーンとハゼのかき揚げか。
コーンは河口湖から送ってもらったもの、甘みが強い。
魚が負けるかなとも思ったんですけど、ハゼはしっかりと風味があるのでそんなこともなし。
前回の枝豆に続いての季節の味の組み合わせ、これはなかなか美味。
ちょっとサイズがいいのは唐揚げ、今回はカレー風味。
当然ですけど素揚げよりも風味の複雑さが増して、ほんのりエスニックでいい感じ。
これ、サラダにしてスイートチリソースをかけても美味そうだな。
ハゼは9月には天ぷらサイズが釣れるようになり、10月には深場に移動。
釣れる数は激減するものの、20cmくらいのは引きが強くて驚くこともあるんです。
これもまた夏から秋への移ろいを感じる風物詩。
江戸時代からの伝統なので、後世まで絶えずに受け継がれていってほしいものですね。
【今日のワンポイント】
・徳川綱吉の生類憐れみの令、釣りも禁止にしたんだそう。釣りをしているところを見つかってしまった能楽師が島流しにされたこともあるんだとか。
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