先の3連休に行った村上緑地公園の彼岸花について書いておきます。
八千代市に彼岸花が綺麗な公園がある。
そんな記事をネットで見かけて、遠出もできないし、八千代なら人もそれほど多くないだろうし。
ウォーキングがてらに行ってみることにするかな。
京成線の勝田台駅で下車、勝田台で降りるのは初めてじゃないかな。
運賃が高額で知られる東葉高速鉄道の終着駅ですね。
西船橋からここまで東葉高速鉄道だと639円、対して京成西船から京成線では325円。
同じ区間で倍近くも違うって凄いですよね。
当然ながら私は京成を選択、目指すは駅北側1.5kmほどにある村上緑地公園。
途中、古民家風の建物に遭遇。
へぇ、『貝殻亭』というフランス料理店なのか。
いい雰囲気だけど、値段も高いんだろうな。
村上緑地公園に到着、かなり地味です。
自然そのまんまという雰囲気の小径、こういうのも悪いもんじゃない。
ほどなく現れた彼岸花の群生、緑のなかで綺麗な赤が映えますね。
それほど大規模とは言えないけど、まぁこんなものだよな。
ボランティアの方が花を育てているそうで、この日もお一方が作業中。
ご苦労さまです、と心の中で声をかけながら、さて、公園の奥まで歩いてみるか。
と、あれ。
奥の方に人が大勢、そしてそこにあった景色は…
おぉ一面の彼岸花、凄い数。
こっちが本命だったのか。
1枚の写真では撮れる範囲に限界がありますけど、彼岸花の咲いているエリアを徒歩で1周すると10分じゃ足りないかも。
これだけ多数あると、彼岸花っぽくないですね。
窪地の両斜面に、そして奥の斜面にも咲いているのがお分かり頂けるかなと。
近くで見ると、あの不思議な形がよくわかります。
不思議というか、不気味というか…
そう感じるのは、毒があると知っているから?
いや、昆虫や蟹を思わせるような形状と深紅の色合いのせいなんでしょうね。
一輪をクローズアップ、見れば見るほど変な造形ですね。
彼岸という言葉とこの形とで、私にはどうも死後の世界の花というイメージが定着しているんです。
そういう意味では、この季節の村上緑地公園はこの世の果てのようなところ。
独特の空気を感じられるので、なかなかのオススメでしたよ。
【今日のワンポイント】
・日本の彼岸花は正常な卵細胞や精細胞が作られず、種子ができないらしい。生育地を広げるには人間の手が必要とのことで、なるほど、だから場所によっては全く見かけない花なんだなと納得。
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