こんなご時世が続いていると、遠くには行きにくいもの。
「秋満月」という千葉県で開発した梨の品種があると聞いて、もしかしたら道の駅なら買えるかもしれず。
よし、『道の駅いちかわ』まで歩いて行くことにしよう。
遠出できないのは誰でも同じことなので、道の駅いちかわはそれなりに混んでいるんですよね。
キッチンカーも多数来ているし、ちょっとしたコミュニティのような施設。
オープンした当初の閑散とした様子からは、随分と様変わりしたものだなと。
もう一つ、今時の問題は長雨。
スーパーでも野菜が値上がったなと思っていましたけど、道の駅だと問題はより深刻で売る野菜がないんです。
しかも期待の秋満月は...置いてないな。
季節がまだ早いのかなぁ。(注:この記事を書いたのは9月初旬)
まぁ嘆いても仕方ない。
新鮮な野菜に限らず、買えるものだけ買っていきましょう。
で、買ってきたのがこれ。
万願寺ししとうに四角豆、黒ごまピーナッツにわさび割干しという渋いものばかり。
万願寺ししとうは、きのことシラスと混ぜて酒のツマミにしました。
オリーブオイルにニンニクの薄切り、フライパンで熱してと。
きのこを炒め、程よく日が通ったところで万願寺ししとうのざく切りを投入。
シラスにはラー油で鯵をつけておき、仕上がった炒めものにのせたという一品。
万願寺ししとうが辛くないのはご承知の通り。
敢えてシラスをラー油で辛くするという変化球、このシラスがまた美味いんです。
きのこの旨味も相まって、見た目以上に美味しいツマミになったなと自画自賛。
四角豆を食べるのは初めてで、どうやってば食べるのかもよくわからないぞ。
ネットで調べると、湯がいてオクラのように胡麻和えにしたり、おかかをかけて食べたりというのが一般的らしい。
今回は… そうだ、ムエタイソースだな。
これをつけて食べるとエスニックな雰囲気になるのは、四角豆が元々熱帯地方の食べ物だからなのかな。
後口に残るほのかな苦味、これをムエタイソースで緩和するという組み立て。
これもなかなかの美味しさです。
わさび割干し、あまりにも緑なつけ汁に、映画『オーメン』みたいだと一瞬ビビります。(若い人にはわからないか...)
パリッパリの食感、ツンとほのかに香るわさび。
昆布に鷹の爪、胡麻で風味漬け、酒のツマミにもご飯にのせてもいい味でした。
道の駅の買い物、楽しいですね。
【今日のワンポイント】
・ししとうを漢字で略さずに書くと「獅子唐辛子」って知らなかった。万願寺とうがらしとどうよう、甘味系なんですね。
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