奥浅草散策、次は吉原神社へ。
この神社、かつて吉原の四隅にあった稲荷神社を合祀したもの。
関東大震災にて焼失し、その後当地に移されているんだそうです。
小さな社の近くにあった天燈鬼・龍燈鬼の石像、興福寺にある康弁作の国宝で有名ですね。
天燈鬼・龍燈鬼は仏前を照らす役割を担っているはず、神社にあるのには、きっと複雑な偶然があるんでしょう。
この通り、一見何でもない普通の風景ですよね。
でもこの奥の方には呼び込みのおじさんが何人も、特殊なエリアであるのは、歴史を背負っているからなんだなぁ。
吉原の入り口は反対側の大門のみだったとのことですけど、裏手もS字カーブになっているんです。
ここに居た人達のことを思って心が重くなりながらも、現代の豊かさに感謝、誰もが幸せになれることを祈って、この地を離れることに。
次の目的地は鷲神社、酉の市発祥の地。
お恥ずかしながら、この「鷲」という字を何と読むのか思い出せず。
サギだったかな… あれ、「鷺」は似ているけど違うし…
ネットで「吉原 神社」で検索したらヒット、そうか、「オオトリ」だったのか。
更に調べると… なんだ、「ワシ」か。
魚の漢字なら幾分は読めるのに、鳥はよくわからんなぁ。
ここの名物は熊手と、おかめの晒し首…じゃなかった「なでおかめ」。
参拝してこのおかめを撫でると、部位によってそれぞれご利益があるんだとか。
撫でる部位は1つじゃなくて全部でもいいとは、随分と気前がいいですね。
この神社ならではのお守りは「ゴルフ守」。
鷲はイーグル、そこからのゴルフなんだとか。
御朱印帳の表紙は鷲のカラー絵、願い事を晒さないよう鳥の腹に納める絵馬代わりの鳥、招き猫のおみくじ。
熊手もそれなりに値が張るようだし、商売上手でもある鷲神社、感心しながらの参拝でした。
奥浅草には、他にも観光スポットがたくさんあるようです。
これまで足を踏み入れたことがなかった街、またいずれ、神社仏閣巡りでもやってみよかなと。
よし、次は錦糸町に向かってのウォーキング、まずは浅草寺を目指そうというところで、続きはまた明日。
鷲神社
台東区千束3-18-7
03-3876-1515
参拝時間(社務所営業時間):9:00~17:00
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