・パラシュート降下はショボかったけど、そのせいか空挺団員の勇敢な姿が目立つ降下訓練始めだったなと
昨日の記事の続き、降下訓練始めについて。
訓練展示は、いつもと同じく島嶼防衛。
まずは攻撃ヘリのAH-1Sコブラが高速飛びながらで敵を攻撃。
続けて上空を飛ぶ輸送機からパラシュート部隊が降下する段取り。
頭上を航過したところで、あっ、飛んだ!
数秒の間に10人が機体から飛び出し、かなり近い間隔を維持しながら落下してきます。
今日は全くパラシュートはないのかと思っていたんですけど、4機から40人ほどが降下。
例年だと100人以上が降下するので、かなり規模を縮小したんじゃないかと思います。
人数が多いと、空一面にパラシュートの花が咲いて綺麗なんですけど、今年はちょっとショボいかな。
車両と砲をぶら下げたチヌーク、これも見慣れたもの... えっ!
機体の下を開けて、隊員が吊り下げたものを目視しているじゃないですか。
クルクル回ってしまったりしたら危ないので監視は必要でしょうけど、まさか目視していたとは。
高速で飛び去るチヌークの後部ハッチを見て、再びえっ!
リペリング降下する隊員、サポートする隊員が身を乗り出しているじゃないですか。
高速で飛んでいるヘリ、立ったままでバランスを崩したら危ないぞ。
この手の展示は今まで何回も見ていますけど、こんなにはっきりと見たのは初めてじゃないかな。
ホバリングして降下開始...
とは言ってもまだスピードが落ちきってはいないので、斜めになったロープを降下していくことに。
一人目の隊員がロープを引っ張るので、二人目以降はほぼ垂直となり安定しています。
順番によって身体への負担が大幅に異なる、なんてことに今までは全く気付かずでした。
降下した隊員が砲も使って一定程度制圧したところで、10式戦車の突撃。
こんな巨体が高速で向かってきたら、戦意喪失するのは間違いないですね。
再び攻撃ヘリが突撃をして、訓練展示はお終い。
いつもに比べると規模を縮小しているのは間違いなかったものの、見えるものがまた異なってそれなりに面白かったかな。
来年は是非、フルスペックでの訓練展示、10式も空砲をぶっ放すようなド派手なのを期待しています。
【おまけのワンポイント】
・降下訓練始めは予定通り実施されましたけど、今月予定されていた入間基地航空祭は中止に。能登半島地震の災害救助のためですけど、輸送部隊はこういう時にも活躍を期待されているので仕方ないですね。
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