・武甲山ならではのセメント工場を横目に『武甲温泉』に到着、もつ煮込みとビールが最高に美味かった
武甲山について、少し解説しておきましょう。
武甲山は日本二百名山の一つで、秩父神社の神霊が宿る山として古くから親しまれているんだそう。
日本武尊が自身の甲をこの山の岩室に奉納したので、武甲の名がついているんだとか。
元は太平洋にあった島がサンゴに覆われて、プレートに運ばれてこの地で隆起。
日本屈指の良質な石灰岩が採れ、1940年以降に大規模に採掘された結果、ピラミッドのような形になっているとのことです。
山頂にある武甲山御嶽神社は、採掘の過程で遷座されているんだそう。
山頂にある神社としては規模が大きく、今日でも参拝する方が絶えないというのがよくわかります。
さて、ここからの下りは別ルート... のはずだったんですけどね。
枯れ草で道幅が狭くなっているのに恐怖感を覚えてしまい、どうしても前に歩けず。
来た道を引き返すことにしてもらいました。
途中に橋があるものの、これは怖くないのは手すりがついているから。
歳とともにバランス感に自信がなくなり、脚だけだとよろけたり躓いたりするかもしれないというのが怖さの原因なんだなと。
やっぱりトレッキングポールがあったほうがいい、そう感じた一コマでした。
おかげでうどんは食べられなかったけど、代わりにじっくり見ることができたのがセメント工場。
武甲山の形を変えるほどに採掘していた工場は今でも稼働、道路や車のタイヤは真っ白に。
長期間働くには、粉塵で肺をやられたりしないよう配慮が必要なんでしょうね。
横瀬駅に向かう途中、振り返ると武甲山の独特な形状。
あの山頂まで登ったんだ、結構頑張ったよな。
でも脚はそれほど疲れておらずで、日々の1万歩ウォーキングの効果を再認識です。
『武甲温泉』に到着して、湯船で疲れを癒やしてと。
さて、ここからもまたお楽しみタイム、この日はもつ煮込みとビールです。
この一杯が堪らないんだよな、よし、乾杯!
汗をたっぷりかいている身体、ビールが水のように浸透していくこの感覚。
いやぁ、生きててよかった。
もつ煮込みもじっくり煮込まれたもので、大根にはいい味が染みています。
450円という値段の割にはボリュームもあり、ビールのツマミには最高の一品でした。
横瀬駅に着いた頃には真っ暗。
ここから帰りもラビューに乗って池袋に、今日も素晴らしい一日を過ごすことができました。
案内してくれた元部下には大感謝。
今年もまた誘ってくれるとのことで、どこに行くのかと楽しみ... 頼むから、怖いところは止めてね。
ということで、武甲山登山の記事はおしまい。
お付き合いありがとうございました。
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