・蒲田の東急線構内にある『しぶそば』、冷やし蕎麦の歯応えはなかなかのもの
とある平日、今日はこれから河口湖への移動で妹夫妻の車に乗せてもらうことに。
妹の家までは電車で向かうわけですけど、出発が何時になるのかがわからず、なので途中で軽く食べていこうなかなと。
そうだ、蒲田駅の東急線構内に『しぶそば』があったはず。
今日は蕎麦だな。
河口湖に行く途中で改めて食べる可能性が高いので、ここは軽めにしておいた方がいいなと。
よし、ぴり辛ネギ530円が丁度よさそうなのでこれがいいな...
あっ、蕎麦じゃ足りないかもしれず、大盛りにしておこう。
あくまでも軽めにというのをすっかり忘れて、ついつい大盛りを頼んでしまうのは悲しい性。
『しぶそば』は立ち食いスタイル、提供もあっという間。
ラー油を和えたいい色合いのネギに覆われた蕎麦、美味しそうですね。
大盛りにした割には、麺が多くはないような気がするけど... まぁいいか。
ん?反対側にあるピンクの物体は何だろう。
おぉ、かまぼこね。
描いてるのはクジラなのか、明るく楽しく可愛らしい。
まずはこのかまぼこから、頂きます。
ぱくっと一つ食べると、味はそこそこ。
そりゃ駅蕎麦のかまぼこに美味さ過剰に期待してはいけないなと、次は蕎麦を一口。
ズズッ... おぉ、美味い。
香りや本格感ではなく、歯応えがしっかりあっていい感じです。
冷やしにしたのも正解、喉越しもよくネギの辛味ともしっかりと調和しています。
「あのぅ、前のお客さんがこの券を取り忘れたようなんですけど...」
券売機方面からのお客さんの声、私をじっと見つめる店員さん。
ん?もしかして...
振り返ると、声の主が手にしているのは大盛り券。
店員さんを見ると、うんと頷いています。
「あぁ、すみません。私が取り忘れたんですね。」
なるほど、道理で蕎麦があまり多くなかった訳だ。
「えぇと、追加の麺を上に乗せて頂くことはできます?」
「承知しました。」
申告して頂いたお客さんに改めてお礼を伝えて、待つこと1分弱で出てきたのがこれ。
美味いと思っていた蕎麦が増えたというのは嬉しいもの。
ネギにしっかり混ぜ込んで、ズズッ、ズズッと食べ進めます。
かなりのボリュームがあったとは感じつつも、美味しく全てを完食でした。
大盛り券の申告をしてくれたお客さん、追加蕎麦を快く引き受けてくれた店員さんに感謝。
美味しかった、ご馳走さまでした。
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