・品川名物の駅弁「品川名物貝づくし」は貝が5種類も入っているという個性的な弁当、味よく値段も比較的安いのでオススメ
帰りの品川駅にて、そうだ、今日の晩御飯はあれにしよう。
家に帰り着くのは16:30過ぎで、それから食事を作り始めるのはちょっとしんどいですからね。
「あれ」というのは、名古屋に向かう際に買いそびれた「品川名物貝づくし」1,000円。
品川駅で寄ったお弁当屋さんにはそれらしきものは置いておらず幕之内弁当を購入したんですけど、新幹線構内のこのお店を見たら「品川貝づくし」が置いてあったのを記憶していたんです。
貝なのでカロリーも低く、旅行続きで食べ過ぎの私にはうってつけですね。
パッケージをオープン、おぉ、貝がご飯を覆い尽くしていてインパクトあり。
ホタテに小柱にシジミ、ん? アサリが2ヶ所に分かれている?
味付けが違うのか…いや、パッケージで確認したら一方はハマグリなのか。
よし、それじゃ頂きます。
まずは端っこにあるシジミから、一粒食べてみると、お、山椒で味がついている。
刺激が心地よく、茶飯との相性もバッチリ、まずはシジミを全部食べてしまおう。
続けてアサリ、これは生姜の味付け。
ツンとした刺激、これも味が濃いめで美味だ。
貝とご飯だけだと飽きてしまうので、途中で煮物を食べてみるか。
椎茸、人参、蕗と筍と甘めの味がなかなか、玉子焼きも普通に美味ですね。
次に小柱を食べたところで、あれっ、味がないような。
醤油で煮込んでいるようで、濃い味が続いたので味覚が麻痺したのかな。
ハマグリも同様で、むむ、これはもしや。
食べる順番を間違えたか...
改めて言うまでもないですけど、味は薄いものから濃いものにしていくというのが基本ですよね。
どうやら私はその逆を歩んでしまったようで、味が薄めの醤油煮の違いがわからなくなったんだなと。
ホタテは甘辛く煮付けているのでわかりましたけど、これも山椒や生姜の前に食べた方が美味いはず。
正しい順番は、小柱→ハマグリ→ホタテ→アサリ→シジミなんでしょう。
そして煮物は、ホタテまでの間にはさむというのが正解、玉子焼きは最後がベストだと思います。
いやちょっと待てよ。
食べる順番云々の前に、そもそもこれはお弁当だと考えないのが良いのか。
日本酒を片手に、貝と煮物をツマミにして呑む。
そしてシメに茶飯を食う、これがベストなんだろうなと。
そうか、次はそうやって食べることにしようと決意。
こんな書き方をしましたけど、自由に食べても美味しいものなのは間違いない、これだけは最後に書き添えておくことにしてと。
美味しいお弁当、ご馳走さまでした。
ありがとうございました。
【おまけのワンポイント】
・貝づくしの発売開始は2003年10月、東海道新幹線品川駅の開業時からのロングセラー商品。人気があるので、現在は関西でも販売しているんだそうです。
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