【この記事のポイント】
・Oral-B iO7を使ってみたところ、ブラッシング場所やブラシ圧などをアプリで確認しながら大忙し
・コツをつかむまで数日かかるけど、歯はツルツルピカピカで効果はありそう
翌日の朝、さて、今日からこいつで磨いてみますか。
稼働部分は先端のみ、しかも回転式。
ソニッケアのようにブラシ部分全体を細かく振動させる構造ではないので、これなら不具合は出にくい。
Oral-B iOというアプリはAndroid版とiPhone版とあるんですけど、Android版は原因不明のインストールエラーに。
なのでiPad miniにiPhone版をインストール、こういう時に両持ちのメリットを感じますね。
Bluetoothでの接続は簡単で、マニュアルを見ながらそれらしきボタンを押しただけで瞬時に完了。
さて、それじゃ早速、磨いてみますか。
スイッチを入れてスタート!
とりあえず歯ブラシを奥歯の方に突っ込んでみると… おぉ、画面右下の奥歯近辺が点滅し始めた!
えぇと、右下奥歯から前歯まで、下顎の半分を歯の手前側、真上、奥側をそれぞれ10秒ずつかけて移動させる。
下顎の左側、上顎の右半分、左半分をそれぞれ同様に磨いていくというのが手順。
ブラシの先が適度に歯に押し付けられていると緑、弱いと白、強過ぎると赤。
握る部分のダイオードが光るので、緑を維持するよう留意してブラシ先の角度を調整しながら移動させる。
アプリ上では、十分に磨けた部分が真っ白に変化。
まだ磨き足りないところがあったら、そこを重点的に追い磨き。
この一連の動作、もはや歯磨きではなく、一種のエクササイズです。
ダイオードを確認しながら、アプリ画面を確認しながら、力加減を調整しながら、ブラシ先端のゆっくり動かすという並行作業。
何か1つでも欠けてはいけない訳で、ある程度の慣れが必要ですね。
磨き終わると点数が表示され、初回は85点とまずまず。
歯磨きでそこまで頑張ることもないかなと、夜はテレビを観ながら歯磨きしてみたところ、なんと64点に低下、こりゃ真剣にやらんといけないなと反省してと。
翌朝は、鏡の前に立ってダイオードの色を確認しながらやってみたところ、慣れてきたせいもあるのか一気に97点に上昇です。
何日かやているうちに、得点を上げるポイント、つまりこの歯ブラシの理想の磨き方がわかってきました。
まず、ブラシ圧を強めすぎないこと。
ブラシを当てるのはごく軽く、ダイオードを赤くしないことが重要なようで、確かにそれでもしっかりと磨けるし、歯茎から出血することもなくないますね。
そしてもう一つ、歯磨き時間を2分強にすること。
長過ぎるのは歯や歯茎を痛めるためで、ブラッシングカバー率100%を2分で実現することを求められている、ということがわかりました。
磨き始めて4日目、これを意識してようやく100点を叩き出すことができたのはちょっと嬉しかったなと。
以降は安定して94〜100点と、一度慣れれば高得点を出し続けることは容易になりました。
それにしても少々不思議なのは「口内のどの部分をブラッシングしているのか、どうやって判別しているのか」という点。
アプリとの接続はBluetoothのみ、画像は未使用なんです。
歯ブラシの向きと傾きをジャイロセンサーで検知…かな。
常に正確という訳ではないし、AI搭載は少々言い過ぎっぽいものの、精度は想像以上にいいんですよね。
そして歯ブラシとしての性能はどうかというと、素晴らしいの一言。
磨き終わると歯の表面はどこもツルツルで、磨き残しは一切ないんです。
高得点を出そうと、真剣に歯磨きをしている効果もあるのかな。
これで歯の寿命を伸ばせれば、投資効果は十分にあるということになりそうです。
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