スペック上は「連続12時間」と書いてあるものの、実際に使っていると4時間ぐらいで警告音が鳴り始めるんです。
在宅勤務の日、朝のウォーキングで40分ほど使って、午前中に会議が続いたら昼には充電が必要に。
また、「声が小さい」と言われたことも2〜3回あって、そんな時は急遽有線のヘッドセットに切り替えたりしていました。
Bluetooth骨伝導イヤホンは軽量で装着感はほとんどないし、周囲の音を聞き取れるので正に在宅勤務にぴったり。
一度使い始めてしまうと離れられない世界なので、多少値が張ってもいいものを購入しようかなと。
で、選んだのはAfterShokz社のOpen Comm。
AfterShokzはアメリカの骨伝導イヤホン専業メーカーで、関連特許を数多く持っている業界のトップランナー。
その最新製品がOpen Commなんです。
特徴は、何と言っても左側から伸びているブームマイクです。
理屈ではマイクが口の近くになくても音は行っているというのはわかっていても、視界にマイクが見えるのは安心感があるものですよね。
このブームマイクはそんな「お飾り」ではなく、ノイズキャンセリング付きのデュアルマイク、実際に聞いてみるとクリアな音声であることがよくわかります。
そしてもう一つ、買い替え主因のバッテリーについて。
通話時間は最大16時間、音楽再生も8時間、待受14日間というのがカタログスペック。
H11の「連続12時間」とどれを比較すればいいのかはわからないものの、明らかな違いがカタログにも書いてあるんです。
「5分の急速充電で最大2時間の使用」
万が一バッテリー切れとなっても、この急速充電機能があれば心強いですね。
梱包を解くと、やたらとデカいケースに入っているのに驚き、厚さ4.5cmくらいあるんです。
チタニウムのフレームなので、強度はそこそこあるはずなんだけどな。
値段が18,000円とそこそこ高いので、高級感を出したいんだろうか。
まぁ旅行用の荷物に詰め込んだりしても、これだけしっかりとしたケースに入っていれば安心ですね。
ブームマイクは250°回転するので、不要な時は跳ね上げておくことができます。
音を聞いてみると、あ、音漏れが皆無に近い。
そして低音は、耳骨がビリビリと震えるのがわかります。
H11は、骨伝導とは言っても小さな穴も空いており、そこから小さな音が聞こえてくる仕組み。
なので少しボリュームを上げると、音漏れが激しかったんです。
OpenCommにはそれがなく、耳に近づければほんの微かに聞こえる程度。
さすが、骨伝導の特許を数多く持つメーカーの製品なんだなと。
音楽を聴き比べてみると、H11は中高音中心であるのに対してOpenCommは低音も感じることができます。
さほどに拘りがない私は「聴こえりゃいい」ですけど、H11はパソコンについている安スピーカーの音、OpenCommは奥行きがあるオーディオの音、という感じですかね。
充電はマグネット式、これが急速充電の源。
専用ケーブルなので無くすと大変、と考えてしまうのは、これまで様々痛い目に会ってきた経験のなせる技なんでしょうね。
よし、これで在宅勤務での会議も問題なし、だな。
【今日のワンポイント】
・元々使っていたH.11は、普段ほとんど家にいる妻の2号機に。バッテリー駆動が短いH.11でも、2台持ちして常に1台を充電しておけば終日使い続けることができるわけですね。
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