観ることで興味の幅が広がることもあったので、少々寂しいものがありますよね。
そんななか、新聞広告に入っていたのが「KUGURU展」。
地元の市川市内、市川駅から近い大門通り・手児奈通りで開催されているとのことで、行ってみることにしました。
そもそも、KUGURUって何だ?
潜るのは暖簾、そう、暖簾アートの展示会なんです。
店頭にあるのがごく普通のことで、出てなければ営業していないという意であることは、我々にとっては当たり前。
でも暖簾って、日本独特のものらしいです。
それをアートにという企画、なかなか洒落ているじゃないですか。
ワインバーに完璧にフィットしている暖簾、あたかもこのお店に元々あったかのようなデザインです。
大門通りというのは、千葉街道から弘法寺までの参道のこと。
距離にして800〜900mで、一直線に伸びる狭い道なんです。
商店は所々に集まっているというつくりで、参道をあるきながらアートを楽しむ。
なので密にもならず、このご時世でも開催できるという訳ですね。
この暖簾、彩が美しいなぁ。
和のモチーフで、お蕎麦屋さんの店頭にぴったりだなと。
珈琲屋さんには、、抽象画風の力強い作品。
色合いが看板や内装によく合っていて、これまで観てきたものも含め、かなり計算されている印象です。
モノクロの看板には、モノクロの暖簾。
ね、見事に調和していると思いません?
金魚にしても風船にしても、色が綺麗ですよね。
汚れを気にするのか、一般的な暖簾は地味な色が多いですけど、鮮やかなのもいいものだなと。
あ、これ、伏姫桜をモチーフにした作品。
伏姫桜というのは、弘法寺にある樹齢400年の枝垂れ桜。
この花盛りを観るため、過去何回か弘法寺を訪れてます。
あ、そうだ、伏姫桜はそろそろ満開。
「KUGURU展」は4/11(日)までやっているので、この週末にでももう一度行ってみようかな。
【今日のワンポイント】
・今回観たのは作品の半分にも満たず、手児奈通りにもまだまだあるようだし、弘法寺には立体アート、真間ポンプ場には壁画があるとのことです。
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