品数は 秋葉原店に比べると圧倒的に少ないものの、近場で珍しいものを買えるのでたまに覗くことにしているんです。
「KUGURU展」に行く前に寄って、何かあればと思って買ってきたのがこれ。
「萩屋ケイちゃん」って、私は初めて見ました。
岐阜北部・飛騨地方の特産品、というか郷土料理のようです。
値段が安いのと、味噌漬けの鶏肉というのが美味しくない訳がないのとで、今回はこれを購入です。
容量は230gと、ツマミにするにも多過ぎない量ですね。
リアル店舗には、醤油やナポリタンという味付けのもあるらしい。
今回はノーマルの味噌、キャベツを加えてフライパンで焼くだけですけど、どんな仕上がりになるんですかね。
見た目は正に、鶏の味噌焼とキャベツですね。
合わない訳がない組み合わせ、よし、それでは食べてみましょう。
お、鶏肉にはにんにくのインパクト、そして薄っすらと感じる辛味は…豆板醤かな。
漬け込まれた味噌によく合う味わい、なかなかいい仕上がり。
キャベツを一緒に食べると旨味が追加され、なるほど、これが秘伝のタレのパワーなのか。
ご想像頂ける通り、味は結構濃い。
なのでキャベツは欠かせず、旨みの追加と味をマイルドにする効果があるんですよね。
ご飯が進むオカズ、美味しかったなと。
ところで、なんで「ケイちゃん」なのか。
「ケイ」は鶏、烏骨鶏とかの鶏ですね。
「ちゃん」の由来は不明だそう、また、こう呼ばれるようになったのは昭和30年代以降なんだとか。
卵を産まなくなった鶏、「廃鶏」というそう。
これを振る舞い料理として食べるというのが始まり。
役に立たなくなれば、食べられてしまう。
人間が生きるために仕方ないとはいえ、厳しいものですねぇ。
なんて書くとしんみりですけど、「ケイちゃん」は間違いなく美味しいのでオススメですよ。
【今日のワンポイント】
・ケイちゃんレシピというWebを見ると、様々な食べ方があるようです。ピリ辛みそ味の「ケイちゃんのピリ辛こんにゃく」も美味しそうだなぁ。買う際には、ぜひご参考に。
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