隅田川沿いを歩くとして、南はすぐに海に行き着いてしまうなと。
目標は1万歩、北を目指すとなると北千住までなら7kmほど、丁度いい距離になりそうです。
両国駅近辺、観光客は少ないような。
コロナ第3波の真っ只中、いつまでこんな状況が続くんだろうか、お土産屋さん大丈夫かと心配しながらも、こんな時だからこそできる密回避のウォーキングに。
へぇ、刀剣博物館なんていうのがあるんだ。
以前、隣の旧安田庭園に来た時は気付かなかったなとネットで調べてみると、ここに移転してきたのは2018年。
旧安田庭園に来たのは… え、2013年、7年も経っているのかと驚き。
隅田川沿いには歩道が整備されていて、ウォーキングに最適。
車が走っていないのと、信号もないのでペースを保てるのがいいところです。
ここ何週間かで歩いてきた川沿いの歩道を繋いで巨大なウォーキング・ジョギングコースにすれば、東京の魅力もまた上がりそうに思います。
スカイツリーと松本零士デザインの水上バス、未来都市っぽい風景。
隅田川のウォーキングは、様々な船を見ることができるのも楽しみの一つ。
なんて余所見ばかりしていると、人にぶつかるので要注意。
けたたましいサイレン音が聞こえてきて、対岸の高速道路を走る緊急車両かと思いきや、あれ、消防庁の船だ。
もしかして船舶火災でも発生したかとヒヤヒヤしましたけど、煙が見えたわけでもなく、どうやら訓練みたいでした。
(この写真、ドラマティックさ演出のため、空を入れ替えてあります)
白鬚橋の袂には、「明治天皇行幸對鴎荘遺蹟」の碑。
明治天皇がここに来たのはわかるものの、「對鴎荘」ってなんだ、何て読むんだろう。
「對」は「対」の旧字で、読みは「たいおうそう」。
三条実美の別荘の名称で、征韓論で心労のため倒れここで静養していたところ、明治天皇がお見舞いに来たんだそう。
今日でが街中のこの地も、明治初期は別荘を建てるくらい風光明媚な土地だったようです。
その向かいには石浜神社、荒川区内最古の神社らしい。
この近辺、戦国時代には石浜城があったとのことで、隅田川を自然の堀にしたものでしょう。
廃城になったのは、1590年の小田原征伐後とのこと。
江戸時代になってもおそらく城跡は残っていて、この地の景観の良さにも寄与していたんだろうなと。
神社内にそびえる山、富士講の名残らしいです。
あんなにデッカイ岩を山頂に置いて、崩れたら大変だろうというのは考えすぎだろうか。
もしかして、富士山の噴石なのかもしれない。
そんなことを思いながら、そろそろお腹が空いてきたので北千住を目指すことにします。
【今日のワンポイント】
・写真は載せなかったですけど、石浜神社の手水は人が近づくとセンサーが感知して水を出すという仕組み。コロナ時代に対応したもの、早くも取り入れているんだなと感心です。
0 件のコメント:
コメントを投稿