前の記事にも書きましたけど、福山着は12:45、家を出てからちょうど6時間。
新幹線だと1時間短いようですけど、振り返ってみりゃうどんを食べたりもしていたんですよね。
料金は、新幹線だと18,000円。
対して飛行機だと、成田空港までは1,000円、LCCは9,000円、そして福山までのバスが1,400円。
合計11,400円と、6割程度で済んでしまいます。
フルサービスの飛行機だと料金は同程度なんでしょうけど、やはりLCCはお得なんだなと。
さて、まず最初の観光地は福山城。
先祖がここに住んでいたので、一度行ってみたかったんです。
福山城は、福山駅に隣接。
というか、福山城の三ノ丸の一部に駅を建設したので、駅から徒歩0分でお城に行くことができます。
いきなりドンと立派な石垣、圧倒されますね。
えぇと、本丸に登るには…左に進めばいいんだな。
入り口は筋金御門、伏見城から移築したものらしいです。
名前の通り鉄を多用している門、実戦を意識しているのでしょう。
修理中のトタンをくぐって入れましたけど、この見てくれ、閉鎖しているのかと一瞬焦りました。
おぉ、広い本丸に立派な天守だな。
第2次世界大戦の空襲で焼け、1966年に復原したもの。
横に付櫓がある複合天守、五重六層で威厳があります。
中は展示室になっていましたけど、一部を除き撮影禁止。
鎧や刀剣は、阿部家時代のものが多数ありました。
この城を築いたのは水野勝成。
「鬼日向」と言われた武将で、うちの先祖は水野勝成の与力だったと聞いています。
水野勝成は徳川家康の従兄弟。
父親忠重の部下を斬って勘当され出奔、諸国を転々としながら緒戦で活躍したり。
抜け駆け禁止の戦では、これを破った同僚の武士を追って抜かし、自らが一番槍をつけたり。
「鬼日向」というのは、明智光秀の官名だった日向守を気にせず拝命したことによるもの。
豪胆な人物だったようですけど、これほどの大城郭を築き上げ、毛利氏等への備えとして福山を任されたということは、徳川家から大層信頼された人物だったんでしょう。
天守から見下ろした街、駅がすぐそばというのがお分かりいただけるかなと。
かつてはビル群の先まで堀の内、全てが残っていれば、さぞや立派だったんだろうな。
福山城、駅近で手軽に行ける城廓。
観光地としての魅力を十二分に感じるスポットでした。
福山城
084-922-2177
広島県福山市丸之内1-8
開館時間 9:00~17:00(4~8月は18:30)
休館日 月
入館料 200円
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