氷川神社といえば、武蔵国一ノ宮の大宮氷川神社が有名ですね。
大宮が総本社、東京や埼玉に氷川神社は280社あって、鳩ヶ谷もその一つ。
氷川信仰、須佐男に対する信仰だとか、見沼水神に対するものだとか諸説あるようです。
鳩ヶ谷は、かつてこの地にあった広大な沼、見沼のすぐ近くだったので、大宮とも水上で行き来できたのかな。
本殿はなかなか立派なもので、宿場町の中心近くの小高い場所で存在感を主張。
栄えていた鳩ヶ谷宿の総鎮守、そんな風格があります。
摂社末社が多いのも特徴で、天満宮と八幡社と熊野社はまとめて。
受験のシーズンは、やはり天満宮が一押しなんだなと。
弁財天はやけに凝った造りで、祠の中に鎮座しているんです。
溶岩のようなこの岩、いったいどこからどうやって持って来たんでしょうね。
再び街中に戻って、南に向かって歩きます。
鳩ヶ谷宿だった時代よりも少々後なんでしょうけど、レトロっぽい外見の建物も。
時計台、実はからくり時計。
1日に5回しか動かないのはなぜなのか、動かせば動かすほど部品が消耗するからですかね。
おぉ、これが千住道なのか。
建物は変わっても、道路は昔のままなんだな。
総括すると、鳩ヶ谷には江戸時代の面影はほとんど残っておらず。
説明板や町割りから、当時の姿を空想しながら散歩する道筋、というところですね。
鳩ヶ谷氷川神社
048-284-3838
川口市鳩ヶ谷本町1-6-2
参拝時間 8:30~17:00
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