今回の湯河原での宿は『温泉旅館 水月』。
湯河原駅から海の方面に向かって5分ちょっと歩いたところで、住宅街の真っ只中です。
外見は、ごく普通の古めかしい住宅のよう。
Googleマップを頼りにしていなければ、見過ごしてしまうような佇まいです。
応対は丁寧で心地よく、2階の部屋に案内してくれます。
階段の造りや赤いカーペット、レトロな雰囲気がなかなか、むしろお洒落とも言えるんじゃないかなと。
部屋は相当に古くて、窓の外には隣のマンションの廊下。
まぁ考えてみりゃ、部屋では飲むか寝るかのみなので、景色を見る時間は限定されていますよね。
この宿の売りは食事、しかも飲み物やツマミの持ち込みは自由ということなので、景色は二の次ということで全く問題なしです。
再び1階に降りると、ん? あのディスプレイ台は何だ?
近づいて見てみましょう。
おぉ、モンチッチだ!
スーファミもあるじゃないですか。
そう、ディスプレイ台には、昭和がたっぷりと詰まっているんですよ。
昭和テイストを醸し出すために買い揃えたものなのか、元々あったものなのか。
保存状態もよく、タイムスリップしてきたみたいな姿に感動、懐かしいなぁ。
模型はベスパ、なのかな。
松田聖子、キャンディキャンディは漫画を徹夜で読んだなぁ。
こんな感じで、昭和生まれの人なら楽しめること間違いなし。
ちょっとした博物館並みのコレクションでした。
それから温泉、お湯が肌に優しいんですよ。
皮膚の表面が洗われるような気がするのは、弱アルカリ性の泉質に依るもの。
しかも加水・加温・循環装置・塩素の使用をしていないので、温泉目当てのリピーターも多いんだそうです。
小綺麗さを求める方には向きませんけど、昭和ディープな温泉、私ゃこういうのは好みなんですよね。
温泉旅館 水月
0465-63-2525
足柄下郡湯河原町土肥2-9-24
素泊まり4,700円~1泊2食付き2万円台
チェックイン 15:00
チェックアウト10:00
部屋数12室
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