ランチの後、せっかくここまで来たんだからと、葉山の街にも寄っていこう。
葉山港まで行くと混んでそうなので、少し南にある森戸大明神に参拝。
海際まで迫る山に押され、道路も街も狭いという地形は内房と変わらず。
なのにお洒落度合いは段違いで、葉山の街にはそこここに目を惹く建物や、入ってみたくなるお店が散在しています。
東京からの距離に加えて、すぐ隣に鎌倉という一大観光地があることが大きく作用しているんだな。
成田空港からの近さを活かせば、内房にも様々やりようはあるでしょうにね。
森戸大明神に到着すると、いきなり鳥居をくぐってボートが出てきてびっくり。
自宅に保管して、ここから下ろして釣りに行ってきた様子、アクティブな週末を過ごせる街でもあるんだなと。
森戸大明神は海のすぐ側、鎌倉幕府を開いた際に三嶋大社の分社として源頼朝が創建したんだそうです。
当時はここで流鏑馬もやっていたとのこと、それだけの敷地の広さは現代でも残っています。
海辺に出ると、遠方に見えるのは江ノ島。
晴れた日なら、富士山もさぞ綺麗に見えることでしょう。
ん? このデスマスクみたいなのは誰だ?
ほぉ、石原裕次郎ね、なるほど。
でもあんまり似てないようだし、顔だけがポツンとというのは、少々気味が悪いかなと。
飛柏槙は御神木。
源頼朝が参拝した際に、三嶋大社から飛んできて発芽したんだとか。
え~、誰か見たのか?
なんて詮索するのはタブーなんでしょう。
千貫松、海中の岩の上にあっていい枝っぷり。
土はほとんどないはずなのに、どうやって根を張っているんでしょうね。
森戸海岸へのみそぎ橋、真紅が美しいなと。
これまでに幾度となく、荒波に流された過去もあるんでしょうけど、こんな立派な姿が今日でもあるというのは素晴らしい。
現代的な葉山の街でも、信仰が篤い神社というのを実感でした。
森戸大明神
三浦郡葉山町堀内1025
046-875-2681
参拝時間 24時間 (ただし授与所は9:00~16:00)
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