昨日も書いた通り、今回は持ち帰ってきたシロギスが41匹とそこそこの数。
サイズ別に異なる料理に、でも捌くのは手間をかけずにまとめて、流れ作業的に進めることにしよう。
まずは鱗取りからスタート、一度洗って、頭を落とすのと腹開きで腸を取るのと。
この写真の後、それはそれは残酷なシーンが繰り広げられるんですよね。
感謝しながら美味しく食べ切るのが、せめてもの葬いかなと。
数が多いので包丁の失敗もありますけど、できる限り丁寧に下処理をしていきます。
20cm超の大型は酢締めに。
最初にレモンと塩を振って5分、冷蔵庫で置いてから酢で洗い。
再び塩で冷蔵庫、そして酢で洗い流してと。
真っ白で見た目はイマイチながらも、味は結構イケているんです。
醤油をチョンとつけると、う~ん、程よく美味い。
そして日本酒をクイっと、こりゃたまらんです。
中型は王道の天ぷらに。
ホロっと口の中で崩れる身の柔らかさ、そして旨味と衣の香ばしさが広がるんです。
これも日本酒をチビっと、相性がいいんですよね。
そうだ、イイダコは1匹だけながらも煮付けに、そして周囲にあるのは一緒に煮付けたシロギスの卵。
見た目は少々グロいですかね。
薄味で仕上げたところ、素材の新鮮さがよく出たかなと。
そして翌日、残りの21匹は3枚おろしで南蛮漬けに。
旨味が凝縮されて、新玉ねぎや人参の甘さ、漬け汁の酸味といいバランスなんですよ。
これは日本酒よりもビール向きかな。
2日にわたり食卓を賑わせたシロギス。
これはまた釣りに行かなくっちゃなと。
【今日のワンポイント】
・針を飲んでしまった小さなシロギスは持ち帰り、南蛮漬けに加えれば、手間も少なく美味しく食べられます。同じく玉ねぎと人参とあわせて、かき揚げにしても良さそうですね。
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