・佐原の『東洋軒』、大正時代創業の味の良さはあるものの、並んでから食事開始まで1時間半近くも待つことに
佐原でのランチで『東洋軒』を選んだのは、成功だったのか失敗だったのか。
失敗だったと思わせる要素は、とにかく待ったこと。
お店に着いたのは12:40頃、ランチのピークを過ぎていて、前に2組、11人と4人が並んでいるという構図。
大正15年創業という歴史ある洋食屋さんだし、これぐらいのお客さんならさっと流れるんじゃないか。
これが読み誤りで、結局は着席できるまで50分待ちでした。
席に通された時、なんでこんなに待ったのかが判明。
20分以上前に着席した11人のお客さんのテーブルには、まだ料理がないんです。
なるほど、オーダーが入ってから丁寧に仕上げるお店だったか。
ということは、我々も同じように料理を待つことになるんだろうな...
私がインディアンライスをチョイスすると、妻も空気を察して同じものに。
我々のオーダー後、11人のお客さんのテーブルに徐々に料理が並んでいきます。
待つこと25分、ようやく沢庵と食器が到着。
既に14:00近くでお腹が空いており、まずはこれを平らげてと。
更に待つこと5分でサラダ。
早速これも平らげると、ドレッシングの酸味がよく美味しいサラダだなと。
更に3分で味噌汁、こちらも味は間違いない。
運ばれてくるそばから全て平らげていく我々でしたけど、既に時刻は14:05ですからね。
ようやく提供されたインディアンライス、待ち始めてから90分、着席から40分待ちでした。
待ちを選んだのは私、お店に責任がある訳じゃない。
でもまさかここまで時間がかかるとは思わず、タイムズで借りた車の時間延長までするとは想像もしていなかったなと。
一方で、インディアンライスの味は極めてよし。
カレー風味のライスは、スパイシーさがライスの旨味に見事に調和しています。
豚肉のソテーは甘め、わずかに交ざる酸味もよし。
肉の厚みに適度な噛み応え、ライスと交互に食べると止まらなくなる美味しさ。
この味を知ることができたのが冒頭に書いた「成功」。
900円という値段でこんなに美味しいものを食べられることに感謝です。
時間に余裕をもって訪問するべきお店ではありますけど、味の素晴らしさは折り紙付き。
美味しかった、ご馳走さまでした。
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