・横田基地で最初に観たのはV-22オスプレイ、短い機体にデカいローターで、貨物室はかなり狭そうだった
エプロンに到着、最初に目に入ったのは…
おぉ、V-22オスプレイだ。
実機を見るのは初めて、想像以上にデカい。
プロペラ機ともヘリコプターともつかない変わった外観ですね。
離着陸時にはローターを上に向けて垂直動作、飛び上がった後は横に向けてプロペラ機のように飛ぶという具合。
空中でローターの向きを変えるという複雑な挙動、これが危なっかしい印象の源なんでしょう。
日本には17機配備されていますけど、アメリカ軍以外では日本の自衛隊が保有するのみ。
Wikipediaによると1機あたり7,210万ドルとのことなので... 100億円を超えるのか。
オスプレイは輸送用途、前世代のCH-47チヌークと性能を比較してみましょう。
CH-47 チヌーク | V-22 オスプレイ | |
全長 | 30.1 m | 17.5 m |
全幅 | 18.3 m | 25.54 m |
全高 | 5.7 m | 6.73 m |
最大速度 | 315 km/h | 565 km/h |
巡航速度 | 240 km/h | 446 km/h |
航続距離 | 2,252 km | 3,590 km |
チヌークは細長、オスプレイは幅広。
2倍近い速度差と1.5倍以上の航続距離というの大きな違いですね。
貨物室はかなり細長いように見えるけど、機体がデカいからなのかな… いや、2人並んで歩ける程度は狭いよな。
オスプレイの貨物室最大幅は1.72m、対してチヌークは2.29mと印象通りの狭さ。
輸送できる閉院数もオスプレイは24-32名、チヌークは33-55名とかなりの違いがありますね。
なので積載できる車両も細め。
軍用車としては若干頼りなさがあるものの、精悍な顔付きが可愛らしい。
前々から気になっていたのが、オスプレイは片肺飛行できるのかということ。
ネットで調べてみると、片側のエンジンが止まっても2つのローターを回して飛ぶことができるそう。
ローターが破損した場合は難しいのでは、というのが一般的な説だそう。
既に木更津にも配備されているので、そう遠くないうちに飛んでいる姿も見られるんでしょう。
CH-130がが2機、ゆったりと飛び上がります。
きっとパラシュート部隊を乗せているんでしょう。
いよいよ航空祭らしくなってきたところで、続きはまた明日。
【おまけのワンポイント】
・オスプレイの運用開始は2007年ですけど、初飛行は1989年と意外と昔。安定して飛ばすようにするまでが困難だったことが伺えますね。
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