・神田の『かめや』で元祖天玉そば、汁も麺もスタンド蕎麦とは思えぬ味、サクサクかき揚げもいい仕上がり
今日は出社後、午後は有給休暇。
神田で蕎麦でも食べて帰ろう、そうだ、『かめや』は空いているかな。
西口商店街の店舗、昼時はいつも行列ができていてこれまで入らず。
今日はどうか… 1人だけ待っているのでどうしようかと思いましたけど、場所の確認がてら東口の店舗に行ってみることにしました。
お、こちらは空き席がいくつか。
ここにしようと券売機を探しても見当たらず、席に座ってオーダーすりゃいいのかな。
「すみません、天玉そば大盛りお願いします。」
「はい、天玉大盛り。」
支払いはお店を出るときでいいのかな…
そろそろ完成というタイミングで「570円です」と。
オーダーする時に現金を置く、というシステムだったか。
ところで、天玉って何だろう。
メニューの左端にあって「元祖」と書いてあったので、このお店の看板であることは間違いなし。
初めて入るお店では、看板を食べておくのが間違いないですからね。
お、きたきた、かき揚げに玉子で「天玉」ね。
揚げたてのかき揚げはかなりの大きさ、よし、それでは頂きます。
まずは蕎麦から、ズズッと一口。
うん、いかにも生蕎麦という喉越しの良さ。
汁を一口啜ると、見た目の色に似合わず味は薄めでいい感じです。
蕎麦のさっぱり加減とよく合って、人気の理由がよくわかる味わい。
かき揚げは汁に浸ると美味さが増すもの、蕎麦を適量減らしたところでグイッと押し込みますけど... まだ入り切らないな。
よし、それじゃそのまま一口、おぉ、サクッといい揚がり具合。
汁に浸かったかき揚げを食べると、汁で程よく柔らかくなったのもやっぱり美味ですね。
好みは分かれるところでしょうけど、私はやっぱり汁浸し派かな。
溶け込んだ油で汁のコクも増し、蕎麦も更にいい味になっていきます。
そろそろいいかなと、温泉玉子を割って混ぜ込んでみます。
そのまま蕎麦をズズッとかっ込むと、玉子のコクも加わり更なる美味。
なるほど、これが天玉そばの美味しさなのか。
こっち系の味に仕上がると、味変の七味も一切不要に。
かき揚げと玉子を残さないようにと食べ続けると、汁までかなり減りますけど全く気にならない程よい味加減。
いやぁ、さすが。
安くて美味しい蕎麦、ありがたくご馳走さまでした。
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