城は旧市街の中心、千葉市を歩くのにここは外せずですね。
城の北側を東西に流れる都川、天然の堀として城の防御に役立っていたものでしょう。
この川に沿って千葉大キャンパスまで続く丘陵全体が亥鼻城だったというのが通説、実際に歩いてみると、かなり大規模だったということがわかります。
城内に入ると階段、踊り場が広くなっていて、いかにも曲輪跡だという造り。
曲輪からの短い階段の上には土塁と、関東に数多ある土城の特徴が残っています。
現存する天守閣は1967年にオープンした千葉市立郷土博物館、亥鼻城時代のものとは全く異なる模造天守。
石垣まで積んである立派な4層構造、この佇まいが世間でいう「That's日本の城!」というイメージなんでしょう。
この城が栄えていた室町時代の姿を再現すれば、他にはない独自性でかえって観光客が集まるんじゃないだろうか。
千葉常胤像、勇ましい騎射姿。
そういえば、大和と蝦夷との闘いで、騎射は蝦夷のみの技だったんだと聞いたのはラジオだったかな。
騎射できるかどうか、これが戦闘力に大きな差が出るというのはご想像どおりで、大和は捕虜にした蝦夷からこの技術を習得、和弓と組み合わさって武士の戦闘スタイルに進化したんだそうな。
亥鼻城から海を目指して、次の目的地は『 フェスティバルウォーク蘇我』。
そういえば今まで行ったことがないので、どんな施設かを確認してみたかったんです。
と、ほとんど人がいないぞ、ここ。
海側に出ても同様で、広い土地はガランとしています。
コロナの影響か… いや、立地がよくないんでしょう。
これだけスペースがあるので、魅力的なテナントを集めることができればいろいろできそうですね。
福岡のベイサイドプレイスみたいになることを期待、かな。
ハーバーウォークは、海に突き出た橋。
人がほとんどいない施設の端っこ、誰もいないだろうと思いきや…
子供が一人で走り回ってます。
親はどこにいるんだろう、海に落ちたりしないだろうか。
ん!? もしかしてこれは心霊現象?
なんてこと思いながらのすれ違い、元気よく建物の方に走っていったので、まぁ大丈夫か。
京葉線の千葉みなと駅と蘇我の中間地点、やや蘇我寄りという立地。
この近辺に駅ができれば、まだまだ発展のある地なんだな。
そんなこんなで、さて、蘇我駅まで歩いて、ランチを食べることにしようというところで、続きはまた明日。
【今日のワンポイント】
・蘇我駅というと京葉線の終点という印象しかないですけど、外房線、内房線も乗り入れているターミナル駅。外房線の元である房総鉄道の駅として、1896年に開業したんだそうです。
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