創建は865年というので平安時代。
貞観大噴火を鎮めるためのとのこと、翌866年には落ち着いたようなので、この神社のご利益はあったということかも。
西湖と精進湖を分断、青木ヶ原を作ったのがこの噴火、半端ではない大量の溶岩が流れ出たことが想像できますね。
拝殿に続く木立が力強く、これがこの神社で有名な七本杉なのか。
1,2,3,4…あれ、9本ある。
2本は別種の木なのかな。
美麗石と書いてあるのは、ヒイライシと読むんだそう。
「浅間明神を初めて祀った古代祭祀の石閣」と言うから、平安時代からここにあるものなんだろうかなと。
それだけでも神々しいですね。
拝殿は幅広。
1607年に再建された建物、1965年に解体修理が行われているとのことで、江戸時代初期の貴重な建築物なんだな。
富士山信仰でこの近辺は宿場として栄え、最盛期には120軒以上の御師住宅と言われるものがあったとのこと。
江戸時代の富士講の中心地が登山口に近い吉田に移転、次第に衰退したんだそうです。
ん? 巨木に番号が振ってあるぞ。
ってことは、こっちが七本杉なんだ。
本殿の右奥、樹齢1,200年と言われる杉が連立していて、空気が澄んでいるようないい雰囲気。
富士山の噴火を鎮めたパワー、まだ残っているのかもしれないです。
いやぁ、いい神社だった。
さてと、それじゃ東京に戻るとして、その前にもう一つの道の駅、『道の駅なるさわ』に寄っていこうかなというところで、続きはまた明日。
河口浅間神社
山梨県南都留郡富士河口湖町河口1
0555-76-7186
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