妻沼聖天堂には、1時間半ほど滞在。
さきたま古墳公園もそうでしたけど、それぞれ内容が濃くて想定以上の時間が掛かったなと。
国宝の拝殿を観た後に寄った『聖天寿し』、でっかいいなり寿しを買おうと思っていたんですけど、なんと売り切れ。
う~ん、着いた時にはまだ売っていたんだよな。
どんだけ大きいのか、この目で確かめたかったな。
次に向かったのは、車で20分ほどの距離にある渋沢栄一記念館。
こちらも利根川沿いにあって、公共交通機関での移動だと1時間半以上かかるんです。
車のメリットを改めて感じますね。
赤城山を見つめる渋沢栄一の銅像、これ、高さ3m以上はあるんじゃないかな。
でもこの銅像、何かが違うような…
そうだ、頭が大きすぎて、何かのキャラみたいなんだ。
このパネルを見てわかりましたけど、渋沢栄一は身長が150cmほどしかなかったようです。
正に「小さな巨人」、にしてもこのパネル、正面から見ると蝋人形のような立体感。
渋沢栄一の生まれは豪農、藍の仕入れや販売で子供の頃から計算能力が必要だったのが、後に活きたらしい。
20歳台前半には剣術を学んだり、尊王攘夷に染まって高崎城乗っ取りを企てたり。
一橋家の家臣となった後に慶喜が将軍になり、パリ万博に徳川昭武の随員として加わったのが転換点。
ヨーロッパの経済の仕組みや株式会社を学んで、日本にもこの制度を取り入れて。
その後は多種多様な会社設立に携わり、その数500以上というのは有名な話ですね。
そんな流れについて、ボランティアガイドさんが熱心に語ってくれるのはわかりやすい。
とはいえ、記念館の展示物は日記や書物などなど、正直、それほど面白くはないかなと。
車で5分ほどの距離には「渋沢栄一生地」。
「生誕の家」ではなく「生地」なのは、家は後に妹夫妻が建てたものだからだそうで、渋沢栄一本人は帰省の際に寝泊まりした程度なんだそう。
家をじっと見つめる像は、若き日の渋沢栄一だそうですけど、ちょっとスタイルが良過ぎるかな。
この家も見学可能でしたけど、帰りの渋滞も気になって今回はスルーでした。
埼玉県北部のドライブ、全体を振り返ってみると、一番最初に渋沢栄一関連を観て、妻沼聖天堂、さきたま古墳公園という流れの方が良かったかなと。
徐々に東京に近づいていくし、スケール感が徐々に大きくなっていくので、最後まで飽きることなく観ることができそうです。
同じコースを辿る方がもしいれば、ご参考になさってください。
渋沢栄一記念館
048-587-1100
深谷市下手計1204
開館時間 9:00~17:00
定休日 年末年始
渋沢栄一生地(中の家)
048-587-1100 (渋沢栄一記念館)
深谷市血洗島247-1
開館時間 9:00~17:00
定休日 年末年始
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