ふるさと納税、千葉県鋸南町からの返礼品は鮭。
安房勝山で鮭を養殖しているというのは前から知っていて、一度食べてみたいと思っていたんです。
昨年の台風被害でどうなったのかなと思っていたら、ふるさと納税サイトにちゃんと載っていたので、小額でもと申し込んだ訳です。
「江戸前銀鮭」と銘打ってあるんですね。
鮭の養殖には、海水温18℃以下でなければならないとのこと。
確かに鮭といえば北海道、寒い地方の魚ですね。
東京湾は温かいので、18℃を下回る12~5月に育てて出荷しきるとのこと。
なるほど、だから台風被害がなかったということなのか。
ところで、何で鮭なのか。
海が静かで養殖が盛んな勝山、真鯛、ブリといった養殖魚の需要が落ちるなか、チリ産は価格高騰、三陸沖は東日本震災で大被害を受けるなど、鮭の供給元は細り気味。
一方、鮭の刺身が大人気なのは言うまでもなく、輸送コストも安い東京湾で、というのはなかなかいい目の付け所。
「江戸前」というネーミング、鮭と組み合わさると違和感はありますけど、寿司ネタとしての高級感も出ますよね。
パッケージを開けてみると、おぉ、結構デカいなぁ。
脂ののりもよいので、背は刺身、腹は焼鮭にしよう。
で、背の刺身がこれ。
艶があって美味しそう、では早速、頂きます。
1枚摘んでペロッと一口で、お、さっぱりしているな。
鮭の風味は抑えめで、ネットりとした舌触りなんですけど、脂はさほど感じないんです。
刺身だけじゃなく、他の料理にも使いやすそうだな。
あっ、焼鮭の写真を撮るの忘れた。
こっちの方が鮭っぽい風味、塩鮭のような辛さもなく、こちらも万人ウケしそうな風味。
新鮮だからか、皮も臭みがなく美味しいんですよね。
この味なら売れそうですけど、まだ流通量が少ないのかな。
食べても決して損はない美味しさ、ご馳走さまでした。
【今日のワンポイント】
・勝山では、他にもヒラメや縞鯵なども養殖しているんです。勝山漁協活魚センターで販売もしていて、一度行ってみたいんですよね。
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