水木しげるロードを予定外に早く見終えて、境港と米子鬼太郎空港の近辺でもう一ヶ所観光にと。
車のナビで探したところ、「SANKO夢みなとタワー」というものを発見。
展望台なら、時間つぶしにちょうどいいだろう。
よし、行ってみよう。
車で走ること20分弱、なかなか近代的な建物じゃないですか。
1997年に開催された「夢みなと博覧会」で作られたものとのことですけど、初めて聞く博覧会。
当時は今ほど余裕もなく、地方の博覧会にまで気が回らなかったんでしょうね。
入場料300円/大人1名は妥当な金額だなと思いつつ、エレベーターで最上階に到着。
360°廻れる広々とした空間には、お客さんもほとんどおらず開放感たっぷり。
ガラスには、その方向にある施設が地味に書かれていますね。
さっき行ったきた美保神社は島根半島の東端、こっちの方角だな。
手間の港内には浚渫(砂さらい)らしき船、中海から運ばれる砂は多そうです。
米子市方面を見ると、ん? キューピー山?
確かに横たわるキューピーを横から見たような形。
でも初めて気付いた人は、なかなか想像力が豊かだなと。
大規模な工事をしているのは、客船ターミナルを建設中とのこと。
この地域の振興にも、是非一役かってほしいものです。
エレベーターで3階まで降ると様々な展示物、そうか、夢みなと博覧会の名残でしょう。
ベトベトさん、当時から妖怪を売りにしていたんだろうなぁ。
そういえば水木しげるロードは1993年、4年後の博覧会は正に売り出し中の時期だったんだな。
環日本海諸国展示、中国、韓国、モンゴルにロシア。
これは韓国ドラマに出てきそうな建物だな。
結構細かくできていて、お客さんの少ないここに置いておくのはもったいないくらい。
モンゴルのゲル、パオと何が違うのかと思ったら、モンゴル語か中国語かの違いだけのようです。
中に入ったのは初めてですけど、保温性はそれなりに良さそうな。
移動式とはいえ、こんな立派なのだと折り畳むのも組み立てるのもそうそう容易じゃないでしょうね。
民族衣装コーナーは、好きなのを着ていいらしい。
しかも係員さんもいないので好き放題、取っ替え引っ替えも可能です。
まぁそんな歳でもないので、これだけと思って帽子を被ったところ、我ながらそれなりに似合っていたなと。
写真は載せませんけどね。
そうそう、このタワー、全日本タワー協議会に加盟している展望台のなかで最も低いんだとか。
それを逆手にとって、自虐ネタにしている点は面白い。
わざわざ行く場所ではないでしょうけど、1時間弱でも時間があれば立ち寄ってみるのもいいと思いますよ。
SANKO夢みなとタワー
0859-47-3800
境港市竹内団地215
営業時間:9:00~18:00(10~3月は~17:00)
休業日:第2水
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