松江の夕食は、ホテル隣の居酒屋産に。
宿を予約する時、なぜか夕食付きのプランがなかったんですよね。
松江は大きな街だから、お店に困ることはないだろうと思ったんですけど、隣に美味しい居酒屋さんがあると聞けば、そこに行くっきゃないでしょう。
ホテルから徒歩1分もかからずなので楽々。
お店は宍道湖しじみ館の2階にある「松江の台所 こ根っこや」です。
今日も一日、よく動き回ったな。
まずはビールをグイッと、よし乾杯!
お通しは、タコと胡瓜の梅酢和え。
味はもちろん、器も綺麗ですね。
いかの塩辛、自家製の濃い味。
日本酒が合うんだよなぁと思いながらも、美味しくて日本酒の前に食べきってしまった。
しじみの酒蒸し、これが美味いんですよ。
酒蒸しというよりも土瓶蒸しですけど、デッカいしじみの出汁がよくよくでているんです。
啜るたびに「う〜ん、美味い。」と唸りながら。
しじみの身も、食べ応えがあるんです。
絞め殺されたような悲惨な顔はドギという魚、一般名はノロゲンゲというそうですけど、どっちも初めて聞く名前。
底引き網で獲れる深海魚だそうで、日本海ではよく食べられる魚なんだとか。
身の味は淡白で、旨みも強い唐揚げでした。
ノドグロ、最近は大人気ですね。
小ぶりながらも値段は一丁前でしたけど、焼き加減もちょうどよく、ホロっとして脂ののった身はさすが。
しじみのピザ、これもまた美味かった。
旨みの詰まった甘めの佃煮、このツブツブそれぞれにインパクトがあるんですよね。
牛タンも柔らか〜く煮付けられています。
魚だけでなく、肉の料理もしっかり美味い。
松江の台所の名に恥じない味わいです。
締めの一品は、宍道湖の幸の柚子雑炊。
魚の身は何だかわからずですけど、卵との相性はバッチリ。
真ん中の黄色いのは、黄身ではなくて柚子。
涼やかな香りを楽しみながら、雑炊をズズッと。
いやぁ、満足、満足。
ご馳走さまでした。
松江の台所 こ根っこや
050-5594-9536（予約可）
松江市千鳥町36 しじみ館2F
営業時間 11:00〜14:30、17:00〜22:00
定休日 年末年始
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