向かう途中、静かな砂利道を撮ろうと思っていたら、いきなり出てきたゴミ拾いのおばさん達。
小まめにゴミを拾う姿に感動、勤勉な日本の女性の姿を象徴するような働きぶりでした。
好文亭は、2層3階建の施設。
徳川斉昭の時代に建てられ、庶民にも開放されて使われていたものとのことです。
どこまで自由に入れたのかはわかりませんでしたけど、こんな立派な建物まで開放するとは、水戸徳川家は先進的だったんですねぇ。
建物内の見学は、細い廊下を延々と歩いていきます。
一つひとつの部屋は襖絵に合わせた名前がつけられていて、まるで美術館のよう。
これは紅葉の間、枝ぶりや色が美しい。
圧倒されたのがこの萩の間。
3Dじゃないかと、目を疑うほどの立体感です。
西広縁は広々としているんですけど、ふと外を眺めると、淡いピンクの梅の花。
この黄昏感がたまらないぞ。
階段を昇って3階に。
偕楽園内だけでなく千波湖まで見渡せて、いや〜、素晴らしい眺めだなぁ。
と、いつまでも景色に見惚れていると、後ろには人の列ができているんです。
そう、見物用の廊下は狭くて、後ろから追い抜くことは困難なんです。
この日も老夫婦が話し込んでいて、何人もの人が追い抜くことできず。
私が口火を切って追い抜きましたけど、抜き際に老夫婦を落としてしまわないかとヒヤヒヤものでした。
昇る時はいいんですよね。
降る時は無茶苦茶怖い。
下を見ないように、手摺を見て、集中、集中。
偕楽園は入場無料ながら、この好文亭に入るには200円取られるんですけどね。
お金を払ってでも、見る価値は十分にありだと思います。
再び偕楽園内から、好文亭を振り返って。
屋根の線が美しいシルエット、思っていたより面白かった水戸、大満足でした。
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