・「みなとのマルシェ ピア Bandai」にある『地魚工房』は漁協直営店、新鮮な魚をたっぷりと味わうことができるお店
新潟駅から歩くこと20分弱、そろそろ腹が減ってきたな。
向かった先は「みなとのマルシェ ピア Bandai」という施設、食事ができるお店はあるようだけど...
一体どんなところなのか、ホームページを見ても今一つよくわからずでした。
現地に到着、朝9:20頃だというのに数多くの車が停まっています。
そうか、この建物は魚市場、松戸南部市場みたいな誰でも入れる公営卸売市場のようです。
とりあえず朝飯にありつけそうなところは... あった。
『お食事処 地魚工房』、新潟漁協直営のお店とのことで、こういうお店が大好きな私。
ここまで朝ごはんを我慢した甲斐がありました。
カウンターで食べたいものを注文、席に座って呼び出しを待つというシステム。
店内はすっきりとしたインテリア、こういうお店にしてはなかなか洒落ている。
朝食なのに、特選海鮮丼1,200円。
普通の海鮮丼は720円と激安でしたけど、ついつい高いものを食べてしまいたくなるのは食いしん坊の性ですね。
刺身は7種類、つぶ貝、タコ、南蛮海老、鯛、鰤、ホタテにイクラ。
ん? 確認している際、海老が動いたような... 気のせいかな。
それぐらいに新鮮そのものの素材ばかりです。
まずは南蛮海老の味噌汁から、おぉ、いい出汁が出ていますねぇ。
ネギがシャキシャキで食感もよし、熱々なので一口飲む毎に「ゔ〜」「うぉ~」と思わず声がでる。
大根の漬物もシャキシャキ、甘めでいい味付けです。
さぁて、刺身いきますかね。
まずはつぶ貝、コリッとした食感を噛みしめると、ほのかな旨味が出てくる。
これはご飯とではなく、単独で楽しむ一品。
南蛮海老は甘海老の新潟言葉、これが美味しくない訳がないですよね。
齧ってみても動かないので、さっきのはやはり気のせいだったのか。
鯛は柔らかく、噛む程に旨味が滲み出てくるような。
鰤には酸味がしっかり、コリッとした食感が新鮮さをアピールしています。
これらはご飯と食べるのがベスト、ホタテとイクラも同様で凄い勢いでご飯が減っていきます。
さすが、地魚と看板に掲げるだけのことはある新鮮な食材のオンパレード。
さて、最後にタコはどうだろう。
口に放り込んで奥歯で... 噛み切れないぞ。
まるで生きているかのような弾力で、何回噛んでも柔らかくはならず、えぇい、そろその飲み込むしかないかな。
ゴクン... あれ。
端っこが歯に挟まっており、タコの本体は喉を通過している途中で静止。
これはヤバいか?
どうやら呼吸には問題なく、ただ喉の途中で止まっているのが気持ちよくないというだけ。
とは言っても、このまま放置するわけにもいかずですね...
テーブルに楊枝がないので仕方なし。
マスクを装着して、舌の先でグイグイと詰まったタコを追い出そうと悪戦苦闘、周囲で私の様子に気付いた方には、さぞや不可解な動きをしていたに違いない。
2切れ目はこんなミスを繰り返さないよう、真剣に噛んでから飲み込むように。
それだけこのタコは新鮮であったという証拠、ということでしょうね。
いやぁ、朝から大量の魚介で大満足。
ご馳走さまでした。
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