・犬山城天守閣、展示物も見応えのあるものばかり
いや〜、犬山城天守の廻縁は本当に怖かったな。
手摺があんなに低くて、よく落ちる人が出ないよな... いや、私が怖がりすぎているだけか。
気分を落ち着けて、展示物を観ながら下界に戻っていきましょう。
これは天守閣の骨格でしょうね。
城ってどんな造りになっているんだろうと思っていましたけど、こうやって見ると普通の木造住宅とあんまり変わらないような。
電動工具もトラックも重機もないなか、材木を切ってここまで運び、そして組み立てるというのは相当に大変だっただろうなぁ。
廻縁から撮った時には恐怖しかなかったものの、落ち着いてこうやって見ると木曽川も綺麗なものです。
川向うに見える伊木山にもかつては城があったようで、伊木忠次という武将の居城だったとのこと。
この階段、大人でも怯むくらい急なのはご覧の通り。
昇りながら泣きわめく子供もいたりしましたけど、彼にしてみりゃ登りにくいし暗いしでさぞや怖かったんだろうな。
彼は廻縁まで巡ることができたんだろうか。
鎧や刀の展示もあるんですけど、単に「鎧」と書かれているのみ。
それなりに歴史があるものでしょうから、それらしい説明をつければいいのになと。
外に出て、改めて天守を見上げてみます。
廻縁の手摺はやはり低すぎですけど、国宝になっているので勝手に高いものをつけたりはできないんでしょうけどね。
あんなところを半周も巡ったなんて、何年ぶりの快挙だろうか。
既に枯れてしまっている杉、「大杉様」という名がついています。
天守閣と同じ位の高さがあり、落雷の時は身代わりになってくれたりしていたんだそう。
そうか、もともとはここに針鋼神社があったというから、その御神木だったのかもしれませんね。
帰り道は三光稲荷神社から、鮮やかな朱の鳥居が綺麗。
正面奥にあるのは絵馬、ピンクのハート型で「縁」と書いてあるんです。
これは女性には人気があること間違いなし、ビジネスが上手ですね。
この地に遷座されたのは1964年のことで、かつては三光山に鎮座していたんだそう。
お隣の針鋼神社といいこの神社といい、城の麓に神社を並べるというのは珍しいですよね。
城を観たしたついでにお詣りもできるということで、観光客にとっては便利な立地というのも、この城が平成まで個人所有だったことと関係あるのかもしれないなと。
さて、店が混む前にランチを食べなければというところで、続きはまた明日。
犬山城
0568-61-1711
愛知県犬山市犬山北古券65-2
営業時間 9:00〜17:00
定休日 12/29〜31
0 件のコメント:
コメントを投稿