【この記事のポイント】
・犬山城天守閣は現存12天守の一つ、歴史を感じる素晴らしい造りを楽しめるものの、廻縁は高所恐怖症の方には相当にハードルが高い
犬山城下町はそこそこ長く、沿道は600m以上はあったかなと。
ようやく犬山城に到着、ここから天守閣までののルートは二通りあります。
多くの人が三光稲荷神社に進むなか、我々は空いている針鋼神社からのアプローチ。
どちらも古そうな神社ではあるけど、城の入口という要地、ここに築城から建っていたのかなと少々疑問を感じるんだよなぁ。
ネットで調べてみると、元々は天守閣付近にあった神社で、濃尾の総鎮守だったとのこと。
築城に際して遷座、明治に入ってからこの地に再び遷座されたんだそうです。
天守閣は標高88mの山の上、神社から先も登り続きます。
登りとはいっても、なだらかに整備されているので歩きやすいんですけどね。
ほどなく見えてきた天守閣、記憶に残っているものよりも綺麗で立派。
2014年に天守を部分修理、2019年には耐震工事がが行われていたりと、2004年に法人所有となってからメンテもしっかりとされているようです。
入場料は550円と良心的、SuicaやPayPayで支払うこともできます。
さて、それじゃ天守閣を昇ってみましょう。
現存12天守の一つ、急な階段と年季の入った木材に圧倒されます ね。
一方通行の順路に従って、まずは最上階を目指して昇りまくり。
最上階に到着、遠くまで見通せる何とも素晴らしい眺望です。
え? 天守の外側の廊下を1周できるって?
いや、私は高所恐怖症だから遠慮しておこう。
え〜、どうしても行かなきゃいけないの?
恐る恐る周り始めてみると...
何じゃこれ!
廊下は微妙に外側に傾いていて、しかも滑りやすいじゃないですか。
手摺は低いし、城の壁側には掴まるところはなし。
これはマジでヤバい!
でもせっかくだから、写真を1枚撮っておこう...
この動作が決定打で、バランスを崩してカメラを落とすんじゃないか、いや自分が落ちるんじゃないかと嫌な想像が頭をかけ巡ります。
もうダメだ!
半周で諦めて天守内に戻ると、人の流れを整理していた係員さんは「え、諦めるんですか?」と呆れ顔。
どんな顔をされようと、例え罵声を浴びせられようと、マジで怖いんっすよ。
妻が残りの半周をし終えて、這々の体で下っていくことなったところで、続きはまた明日。
【おまけのワンポイント】
・犬山は尾張徳川家の附家老である成瀬家の居城、石高は3.5万石。
・文中に書いた通り2004年に法人所有になったんですけど、それまでは成瀬家の個人所有。平成年間まで城主がいた、ということになりますね。
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