・神田で辛い中華といえば『神田 天府』がオススメ、よだれ鶏も辛痺でボリュームもあって美味
会社に出勤して、時間に多少余裕があってランチを普通に食べに行けるという日。
どこのお店に行こうかと考えを巡らせると、「辛いもの」というキーワードが浮かんできました。
ペヤングの「獄激辛 Final」を完食して、怖いものがなくなったからなのかな。
神田で手軽に食べることができる辛いものといえば、過去にも何度か記事にしている『四川料理 神田 天府』です。
麻婆ラーメンや麻婆豆腐定食を食べたのは昨年のことで、今日は何か違うものを食べてみるかな。
店内に入ると、11:50でも席は半分以上埋まっているのはさすが人気店。
かなり昔に食べた牛肉四川煮は辛かったよな、いや、メニューにある水煮牛肉というのも美味そう...あ、にんにくたっぷり入り、と補足があるので午後も仕事がある本日は断念。
ここでパッと頭に浮かんできたのが、入り口に書いてあったよだれ鶏。
そういえばもう何年も食べていない気がするので、よし、今日は久々にと。
おぉ、きたきた。真っ赤で見るからに辛そうじゃないですか。
どれどれ、どんだけ辛いのか... いや、まずはスープからというのが筋でしょう。
よし、頂きます。
ワカメ入りの卵スープ、とろみがついていて塩加減もちょうど良くて美味いんですよ。
和食なら味噌汁の美味さ、中華ならスープの美味さがその店の実力が出ますね。
さて、本命のよだれ鶏にと。
それにしても凄い量の鶏肉、こんなに食べられるかなと思いつつ、まずは端にある鶏肉を一つ。
タップリとタレを絡めているので、お、これは辛い! (んだろう)
辛さを感じる訳ではなく、口の中にヒリっとする感覚があるので想像できるというレベル。
それよりもこの鶏肉、しっとりと仕上がっていてやけに美味いなぁ。
ご飯にのせると、鶏の旨味はマシマシ。
鶏肉をいくつか食べると、あ、これは痺れもある!( に違いない)
量が多過ぎというのは杞憂で、下にはキャベツやモヤシがタップリと敷かれています。
これを鶏肉で巻いて、タレを絡めて一口...
不思議なことに、野菜を巻いた方が辛味を感じられるんです。
同時に旨味も増すので、野菜と一緒に食べるというのがやはり正解なんでしょう。
美味い、美味いと食べ進めるうち、鶏肉も野菜も、そしてご飯もあっという間い胃袋に。
天府の料理、辛いもの好きには最高の味だな。
デザートの杏仁豆腐を食べながら、ところで何でよだれなんだっけ?
調べてみると、中国の文筆家が「思い出しただけでよだれが出る」と著作に記したことによるものらしい。
文筆家って... え、郭沫若なんだ。
郭沫若が1928年に日本に亡命した際に居を構えたということで、私の地元である市川市に記念館があるんです。
記念館には芝桜が綺麗に咲くんですけど、今年は4月中旬に見に行ったら全体が覆われていてどうやら芝桜を咲かせないよう。
このご時世の影響なのかどうなのか、あの芝桜、もう一度見たいなぁ。
話を戻してと。
杏仁豆腐もいつもながらの美味しさ。
全体的にボリュームにも満足、ご馳走さまでした。
このよだれ鶏、一般的なお店のよりも辛痺な一品ですので、そっち方面の方はぜひお試しあれ。
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