・河口湖駅近くにある天ぷらの『いだ天』、外見はインバウンドの方向けだけど味はなかなか
・さっぱりとした衣は、素材の味が活かされてこれもまた美味
結局、八木崎公園から河口湖駅までは30分の徒歩、帰りの高速バスの時間まで1時間ちょっとか。
時刻も12:30だし、ランチを選り好みしている訳にもいかないかな。
店の構えがいかにもインバウンドの方向けという感じ、ガラス越しに店内を覗いてみると空いていそうなので、よし、今日はここで食べてみることにしようか。
オーダーをどうするか、お、吉田のうどんのセットがあるのか。
「いだ天盛り合わせ+ミニ吉田のうどん」1,460円、よし今日はこれ、妻も同じものを注文していました。
我々が入った後にお客さんは続々、あっという間に満席になっていきます。
入った時はたまたま空いていてラッキーだったな。
あれ、天ぷらにつける塩に種類があって、わさびやカレーって面白いな。
吉田のうどんは熱々、多少冷めてものびることは無さそうなので、天ぷらから先に食べるとするか。
よし、それでは頂きます。
さっぱりとしているが故に素材の味や仕上がりが鮮明に伝わってくるんですけど、どちらも程よく美味。
さつまいもはどうか。
おぉ、ねっとりと柔らかく、甘味が口いっぱいに広がるぞ。
さつまいも女子には堪らん美味さでしょうね。
さて、ここからが本命。
まずは海老はと... うんうん、プリップリの仕上がり。
衣の薄さ、さっぱり加減で海老の旨味増し増しの仕上がり。
鶏はふっくっらと柔らかく、ふぐの天ぷらは初めてかも。
身からフワッと薫るのは間違いなくふぐだけど、食感や味は鶏に似ている印象、わさび塩がよく合っていました。
卵はトロっと半熟でいい感じ、カレー塩がマッチしていいんですけど、そうだ。
思いつきで吉田のうどんの汁を潜らせたところ、旨味が強調されてこれがまたいい。
ごま油の天ぷらの香ばしさが好きな方には物足りないかと思いつつ、さっぱりとしたこの天ぷらも別ジャンルの美味しさです。
同じ天ぷらでも、衣によって様々バリエーションがあるもんですね。
麺は固すぎないので噛みやすく、小麦が薫っていい感じ。
昨晩食べたセブン-イレブンのとは別次元の味、うん、これは美味い。
すりだねで風味を増した汁は飲み干せるほどの深い味わいで、一口ごとに唸り声を漏らしつつ、あっという間の完食でした。
妻もこのすりだねが気に入ったようで、帰りに一つ購入。
辛いものは決して得意ではない妻が買おうと思うほどなので、これは侮れない一品です。
期待した以上の美味しさ、ご馳走さまでした。
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