ここ1年ほど、動作が無茶苦茶重くなってきたiMac。
たまに再起動はしていたものの、写真現像ソフトのLightroomが立ち上がるまでに10分くらいかかってました。
まぁそれでも、写真現像ぐらいしか使わないのでいいかな。
いや、それだけ時間がかかるので、他の用途には使わなかったというのが実態でしょう。
iPadがあれば、大抵の用事は済んでしまいますからね。
最近はiCloudへのログイン画面が頻繁に表示されるようになり、パスワードを入力しても再び表示されの繰り返し。
何か様子がおかしいとなとは思いつつ、原因を探る作業にも膨大な時間がかかるので、放置してきたんです。
とある日、遅くなったMacには、「セーフモード」でブートをしてゴミ除去するといいよというネット記事を発見。
起動ドライブを修復して、過去に溜まったシステム用のキャッシュファイルをクリアしてくれるとのこと。
こりゃあ手軽でいいぞとやってみたところ、見事に失敗だったというのが事の始まりなんです。
何と、Macが起動せず。
事象としては、電源オンのジャーンの後、アップルマークと起動インジケータの画面で、ゲージが半分も行かないところで強制シャットダウンされてしまうんです。
何度やっても同じ、こりゃヤバいな。
更にネットで調べると、「リカバリーモード」で起動してディスクを修復することもできるらしい。
早速やってみたところ、FirstAidというツールでのチェックで…なぬ、これでも修復できない、とな。
おまけにディスクのマウントもできなくなり…
更に別の起動モード、「シングルユーザーモード」を試してみると、おぉ、懐かしのコマンド画面で立ち上がりましたよ。
よく考えてみると、MacってUNIXなんですよね。
かつては仕事でUNIXのシェルコマンド打ったりもしてましたけど、すっかり忘れたな。
ネットを見ながら、ディスク修復のコマンドは…
あ、fsckだ、よしレッツトライ。
……
期待しながら結果を待っていると、うぎょぎょ!
これもまたNG。
ネットには何回もやってみろと書いてあるんですが、何回やってもダメなんです。
仕方ないなぁ。
(ん? いっそ新しいMac買っちゃう?)
そんな悪魔の囁き。
そうだな、それも手か。
いやいや、だってMacじゃ写真現像しかしないでしょう。
(その写真現像ができないのって、困るんじゃない?)
確かにそうだ。
(新しいMacだと、SSDとかで写真現像もスピードアップするはずだよ。)
うん、その通りだけど…
!!
そうだ、外付SSD買って、そっちにOSインストールしよう!
iMacはデスクトップ、外付SSDがあるぐらい、邪魔でもないですからね。
悪魔さん、ありがとう。
Amazonでポチッと、7,710円と安価なBUFFALOのSSD-PL480U3-BK/Nを購入。
480GBもあってこの値段、SSDも随分と値段下がったなぁというところで今日はここまで。
後編に続きます。