【この記事のポイント】
・再び歴博へ、今年の春にリニューアルオープンした第5展示室(近代)へ直行
・お雇い外国人の超高給や難読の『舂米』、67歳母の猛烈な労働時間を学ぶ
『弘祥』でのランチを終えて、再び歴博に向かいます。
カンカン照りの陽が照りつけて、冷麺でクールダウンした身体はどこへやら。
カンカン照りのアスファルトを避ける、木陰の合理ルート
戻る道を変えたのは、堀や土塁の道の方がアスファルトよりも涼しく、木陰にもなっているから。
想像通りの涼しさで、お店に行くときもこっちを使えばよかった。
次回のために覚えておくことにしよう。
リニューアル直後の第5展示室へ。歴博を愉しむための『絞り込み』
さて、歴博に戻ってと。
午前中は第1展示室だけを観たんですけど、午後はいきなり第5展示室へ向かいます。
2〜4を飛ばしたのは、第5展示室がリニューアル直後だったから。
今年の3月にオープンしたそうで、これにあわせて料金が900円に値上げになったようです。
中に入って、リニューアルは… されたのかなぁ。
よくわからないのは、こんな事情があるからだと思います。
・歴博に来ると毎回、第1展示室から2、3、4、5、6と全てを観てまわる。
・展示物が多いので、集中力が保つのはせいぜい4まで、5と6はほぼ惰性で歩くのみ。
そう、欲張っちゃいけないんですよ。
せっかく来たんだからと隅から隅まで観ようとするのは、かえって逆効果。
その日に観る展示室をパシッと絞り込むというのが、歴博を愉しむ秘訣なんです。
明治のお雇い外国人と、Geminiを携えたタイムスリップの夢
第5展示室は「近代」、明治時代から戦前にかけて。
最初に目をとめたのは「お雇い外国人」で、1875年には527名もの人がいたんだとか。
イギリス人が半数、フランス人が1/4という人数比だったというのは初めて知りました。
当時の政府高官(参議)の月給が約500円だった時代に、一部のお雇い外国人は月給2,000円(現在の価値で数千万円)という破格の待遇だったんですよね。
私がGeminiをポータブルに持ち込んで、あらゆる先進技術や国家設計を数秒で回答できれば、まさに国家予算級の「お雇い日本人(AI)」として大儲けできたんじゃないかな。
難読漢字『舂米』の謎と、絶対に忘れるウンチク
これは山梨にある擬洋風建築の学校だそうですけど、面白いなと感じたのは村の名前です。
「舂米」って、読めます?
そもそも「舂」は、「春」の一部がかすれたのではなく、こういう漢字。
「舂」の訓読みは「うすづく」「つく」、音は「ショウ」。
臼に穀物を入れて杵でつくこと、または陽が西に沈むという意味なんだそうです。
初めて見る文字、そして村の読み方は「つきよね」。
よし、ウンチクのネタとして覚えておきましょう。
(↑絶対忘れる、一度目にしたことすら覚えていない可能性大)
過酷な67歳の母と、羨ましすぎる『牛の労働時間』
「農家世帯の労働分配」、これも面白いですねぇ。
一番働くのは67歳の母、次が18歳の長女です。
71歳の父はまぁ仕方ないとしても、戸主は妻よりも少ないとは。
「もっと頑張れ、父ちゃん」と思いつつも、ちょっと羨ましいぞ。
最下段の牛は意外に少なく、年間175時間と1日平均30分と更に羨ましい。
ツッコミどころ満載!レトロ広告『美人局うるとら』
「美人局うるとら」、これは前からあります。
美人局って恐喝でしょう、「情熱工場」だび「うるとら娘のハリキリサービスを」だの、絶対に足を踏み入れたくない怪しさ。
なんてツッコミどころ満載なのも相変わらずです。
『WAR IS OVER』と、記憶から抹消されたリニューアルの真実
こちらは第6展示室、第二次世界大戦終戦日の日米新聞を並べた展示。
日本のは小難しく「聖断拝し大東亜戦争を終結」で、アメリカはストレートに”Peace!”、”WAR IS OVER”とわかりやすいのが印象的でした。
さてと、そろそろ家に帰るとするか…
え?第5展示室はどう変わったのかって?
そりゃ…
上にも書いた通り、前回までは疲れて歩いていただけなので、全く記憶に残っていないというのが本音…
埴輪の馬マグネット。1本足が生み出す絶妙なポージング
…えぇと、今回の記念品は埴輪の馬。
マグネットが入っていて、メモを留めておいたりできるんです。
秀逸なのは、マグネットが1本の足に入っていること。
なので、こんな風に向きを変えることもできるんです。
なかなか可愛いですよね。
(ということで、第5展示室に関する記憶の誤魔化しも大成功)
【おまけのワンポイント】
明治時代に政府が招聘した「お雇い外国人」の存在は、日本の近代化(インフラ・教育・法制度の整備)を急速に推し進めるための秘策。
ピーク時の月給は高いもので2,000円を超え、当時の首相(内閣総理大臣)の月給800円を遥かに凌駕するレベル。国家予算(当時の一般会計は約6,000万円)の数%がお雇い外国人の給与に消えていたと言われており、莫大な投資を行いながら短期間で西欧の最新知見を導入できたんですよね。



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