【この記事のポイント】
・進化を遂げた冷凍ラーメン市場と、300円弱で手に入るテーブルマークの『勝浦タンタンメン』
・ツルッとした生麺感覚の麺をすすった瞬間に発生する、不可避の「ラー油跳ね」の儀式
最近、冷凍食品のラーメンの種類が多くなりましたよね。
Geminiによると、急速冷凍技術が向上、茹でたての麺のコシ、スープの脂の乳化状態をそのまま閉じ込められるようになったというのが一つの要因。
また、外食だと1,000円を超えることが多くなり、300〜500円でこれだけの味なら冷凍の方がいい、行列に並ぶこともない、なんていうのも要因なんだそうです。
冷凍ラーメンの進化と、300円の赤い誘惑
ご存知の方も多いであろう勝浦タンタンメン、これの冷凍もテーブルマークから発売されています。
値段は300円ちょっとで、どれほどのものだろうかと食べてみることにしました。
簡単調理システムと、お手軽な本場の空気感
鍋に水210mlを入れて沸騰させ、袋から取り出した麺&具を入れて。
あとは全体が解れて再沸騰するのを待つだけ。
こんなにお手軽に勝浦タンタンメンを味わえるとは、いい時代になったものですねぇ。
パッケージとのギャップと、本物感のある旨辛スープ
完成形は… ちょっと寂しいなと。
具を上にまとめればまだマシなんでしょうけど、パッケージほどの量は入っていないので盛り付けは諦めてと。
まぁ細かいことは気にせず、頂くとしましょう。
まずはスープを一口。
おぉ、勝浦タンタンメンの味だ。(←当たり前)
醤油ベースのすっきりとしたつゆには、自家製ラー油の鋭い辛味とオニオンの甘みが効いた本格派。
炒めた玉ねぎのじんわりとした甘みが辛味を適度に引き立て、しっかり本場のエッセンスを捕まえています。
こんなに簡単に、このシャープな辛さに出会えるのは見事。
生麺感覚の喉越しと、予測された『悲劇のラー油跳ね』
麺は冷凍技術の恩恵をフルに受けた、ツルッとした喉越しのストレート細麺。
まるでお店で生麺を茹で上げたかのようなしなやかな弾力があり、スープとの馴染みも抜群です。
コシの強さを楽しみながら、勢いよくズズッとすすると…おっと。
真っ赤なラー油をまとった細麺が暴れ、スープの飛沫が白いシャツの胸元へまっしぐら。
「あ、すでに遅かった…」と諦めの境地に至るまでが、この真っ赤なラーメンを食べる一連の様式美だということで。
割合計算で導くヘルシー論と、レンゲ持参の先送り言い訳
パッケージを改めて見ると、カロリーは412kcalと結構低いんですよね。
勝浦にあるお店はどうなんだろうと調べてみると… 約650〜800kcal。
表面を覆う自家製ラー油の量が多く、麺の量も1.5倍ほどあるため高いんだそうです。
ん? ちょっと待てよ。
麺の量が1.5倍で、カロリーは1.58〜1.94倍って… 勝浦タンタンメンって意外にヘルシーなんだなと。
これだったら現地に行っても、安心して食べることができそうだと一安心。
底に残るひき肉と玉ねぎを完食するには、先日買ったレンゲを持参するのがいいんでしょう。
辛いもの好きの私、塩分を控えるためにスープを残すことができるかどうか…
そりゃ食べてみなけりゃわからない。
【おまけのワンポイント】
勝浦タンタンメンは、千葉県勝浦市の飲食店で提供されるご当地ラーメンで、一般的な芝麻醤(ゴマだれ)ベースの担々麺とは異なり、醤油ベースのスープにラー油と炒めた玉ねぎ、ひき肉が載るのが特徴。
海から上がった漁師や海女の冷えた体を温めるための合理的かつ防寒用のスタミナ食として昭和初期に定着。ラー油の油膜がスープの熱を閉じ込める魔法瓶の役割を果たすため、最後まで熱々で食べられる合理的な食事なんですね。




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