まずはホテルから車で近い「大串貝塚ふれあい公園」からスタート。
お目当てはだいだらぼう像で、その高さは15m、どんだけ大きいのかなと。
まず最初に驚いたのは、水戸市埋蔵文化財センターの回廊。
端っこが破壊されているんです。
さては昨年の台風か、そう思ったんですけど、待てよ。
両端が同じように壊れているということは、こりゃそういうデザイン、すっかり騙されてしまった。
石のシーソー、子供の笑顔が印象的だな
デッカイだいだらぼうを観に来たのに、こんなちっちゃな子供の像に見入ってしまうとは不覚。
先を急ぎましょう。
きたー、これがだいだらぼう像か。
かなり雑な仕上げ、15mっていっても座っているじゃないか。
そんなツッコミどころありながらも、これが目の前にあるとなかなかの迫力。
期待通りの面白さ。
へぇ、これが足跡を象った池なのね。
だいだらぼう、常陸国風土記にも出てくるもので、かつてこの地にいたとされる巨人。
だいだらぼっちという呼び方が私にゃ馴染みがあるかな。
筑波山もが双耳峰なのは、だいだらぼうが腰掛けたから、じゃなかったか。
筑波山は標高877m、私の身長171cmで87cmの砂山に腰掛けるのは少々高い。
つまり、だいだらぼうの身長は171m以上という訳で、上の写真のだいだらぼうの10倍以上というとてつもないデカさ。
常陸国以外にも巨人伝説がありますけど、正体は一体何なんだろう。
地震や火山噴火など自然現象が科学では解明されない太古、こういった天災をとりあえず巨人の仕業としていたんだろうか。
帰ろうとすると、お、縄文時代の住居かな。
いつぞや他の場所で入りそこねたことがあったので、今回は中に。
と、外見とは異なり、意外にも涼しいんですよ。
日光を遮り風が抜けるからなんでしょうけど、夏は快適なんじゃないかなと。
この女性、脱穀作業ですかね。
あれ、稲作は弥生時代だよな。
縄文時代と弥生時代の境は曖昧、まぁ細かいことは気にしない。
今日だと、木板の住居の方が茅葺きより作りやすいのは間違いなし。
でも太古では、木板製造にかかる労力は半端なかったんでしょう。
木板は軽量で扱いやすく、住居構造の自由度が増す。
なので高さがあって広い住居ができるんだな。
そんなことを改めて感じながらも…
今日は暑い。
外に居られる時間には限界がありそうな気温、先を急ぐことにしよう。
水戸市大串貝塚ふれあい公園
029-269-5090
水戸市塩崎町1010
営業時間 9:00~16:15
休館日 月
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