先ずは駅前、ABBY CUOREは「アビークォーレ」と読むのか。
「あびーくぉ」はほぼ我孫子、駄洒落としか思えずですねけど、ここは我孫子発展を支えた生糸工場の跡らしい。
我孫子といえば、かつては水戸街道の宿場。
その面影は、道の曲がり方にわずかに残っている程度、今や東京の一大ベッドタウンです。
駅から比較的近い杉村楚人冠庭園に。
杉村楚人…じゃなくて「冠」まで含めて「杉村楚人冠」というのが人の名前なんですね。
明治から昭和の朝日新聞の看板記者だそうで、ここは別荘だったところ。
庭園のみであれば無料で観られるとのことで、ささっと通ってみました。
趣のある建物、庭の緑が美しい。
高低差もある土地で、こんなところで過ごしたら気分いいだろうな。
白樺文学館、白樺は雑誌の名前、でしたっけ。
文学館の前にある白い物体、これは象の牙…な訳ないな。
白樺派は…志賀直哉しか出てこない。
調べてみると、武者小路実篤や有島武郎なんかもそうなのか。
いくつかは読んだことがあるような気もしますけど、遠い記憶の彼方。
文学に興味があれば、我孫子街歩きももっと楽しいんでしょうね。
その志賀直哉邸跡がすぐ近くに。
少し高い位置にあるのは、ここが台地はヘリだから。
かつては手賀沼がこのすぐ前まで迫っていたんでしょうね。
登ってみると、あれ、掘建小屋のようなものがあるのみ。
これじゃ「邸」ではないなと思ったら、残っているのは書斎のみなんだそうです。
今や目の前には家電量販店等が並んでますけど、当時は沼まで見渡せるいい景色だったんでしょうね。
そんな姿を想像しながら、さてと、もう少し手賀沼に近づいてみようかなというところで、続きはまた明日。
志賀直哉邸跡
04-7185-1111
我孫子市緑2-7
営業時間 10:00~14:00 年末年始を除く土・日曜日
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