全国どこにでもありそうな名前、でも駅名になっているのは、千葉の八幡宿だけのようです。
京葉線の蘇我から内房線で2駅、この日は小雨模様のなか、八幡という名前の元となっている「飯香岡八幡宮」に行ってみることに。
駅から2分ほどと近い場所、敷地内にビルは建っているものの、境内は奥行きがあります。
へぇ、期待以上じゃないか。
奥に進むと、こんなに広い境内に朱の本殿がなかなか立派です。
砂地が海を物語っているようですけど、海岸線からはかなり離れているんですよね。
神楽殿、こちらは本殿と打って変わって木の温もり。
きちんと手入れされているのが伝わってくる艶です。
改めて本殿、室町時代中期頃のものらしい。
修復を繰り返しているんでしょうけど、漆の黒も綺麗だし、なんとも立派じゃないですか。
この池の横にあった説明板で、江戸時代までは鳥居まで海だったと。
やっぱり境内の砂はそれでね、でもまさか、当時の砂が残っている訳じゃないんでしょうけど。
灯籠も個性的、狛犬だけでなく、龍もあしらってあります。
海辺にこんな灯籠、そして木製の鳥居があったら、さぞや神秘的でしょう。
しかも月夜だったりすると更に。
ロマンチックな神社、意外なところに眠っているもんですね。
【今日のワンポイント】
・飯香岡という変わった名前は、日本武尊がここで休息した際、飯の香りを賞たたえたことによるんだとか。由緒ある地名なんですね。
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