季節の記事優先で、今年も美味しかった秋の味覚。
毎年、この時期になると送って頂く東浦の巨峰、今年もいい味だったのでご紹介します。
以前にも書いたことがあったと思いますけど、東浦というのは愛知県。
知多半島のつけ根で、刈谷のすぐ南にある町です。
お隣の大府市とともにぶどうの産地として名が通っていて、ぶどう狩り農園も人気の様子。
夏の終わりを感じる極上の甘みですね。
毎回、段ボール入りで大量に送ってもらうもの。
これだけあれば、毎日思いっきり食べられるので嬉しさこの上なし。
甘い香りに、年甲斐もなく心がルンルン踊る瞬間です。
解説を読むと、そうか、知多半島は丘陵なのか。
木曽の水って書いてありますけど、木曽川が流れ込んでいる訳でもなし、一体どういうことだろう。
調べてみると、愛知用水なるものがあって木曽川上流、犬山城近くから知多半島まで水を引いているんだとか。
1961年に完成しているとのことで、東浦のぶどうもちょうどその頃から栽培されてきたもの。
ぶどうは愛知用水によって新たに誕生したものなのか。
それはともかく、早速、冷蔵庫で冷やした巨峰を食べてみましょう。
粒をチュルッと吸うと、う~ん、甘い!
美味しい果物の特徴で、強い甘味の水分が豊富なこと。
ぶどうの芳醇な香りも豊か。
ジュースを飲んでいるかのような潤い、たまらず続けてもう一つ、もう一つ。
至高の味、スーパーで売っているものとは一味も二味も違うなぁ。
この美味しさ、そろそろ夏も終わりで、ようやく訪れる涼しさの前触れ。
今年も暑い季節を無事乗り越えることができたこと、送ってくれた方に感謝しながら、美味しいぶどう食べて元気を取り戻して、また明日も頑張ろう。
【今日のワンポイント】
・愛知用水は、1947年の大旱ばつを受けて構想スタート、1957年に着工して4年で完成させたものだとのこと。全長110kmもある用水を戦後間もない頃に作ったというのは、今考えれば凄いことですね。農産物だけでなく、飲用や工業用など、様々な用途に使われて知多半島をはじめ名古屋の東側の発展に大きく貢献した偉業です。
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