再び秩父旅行の記事にカムバック。
宿泊した「八津川館」から徒歩5分ほどのところにある秩父札所巡りの30番、「法雲寺」についてです。
秩父札所、正確には秩父三十四ヶ所観音霊場。
他の札所巡りは確か33のはず、なのに秩父は34なのか。
調べてみると、秩父三十四観音の他は坂東三十三観音と西国三十三観音。
これらを合計すると100になるよう、秩父は34にしてあるんだそうです。
秩父三十四観音だけでも、全て巡ると100kmとのこと。
これを制覇するのも面白そうだけど、徒歩だと1週間はかかりそうですね。
今回の法雲寺がその一つ目、ということにしておこうかな。
本当は秩父札所巡りすら知らず、たまたま宿の近所にあったので、朝の散歩に行ったのみなんですけどね。
このお寺は、美しい日本庭園に特徴あり。
鏡のような池面には山の緑が映り込み、確かにこれは素晴らしい。
季節になると、池の周囲の木が紅葉するとのこと。
美しさが増すことが容易に想像できますね。
お、一段高いところに赤いお堂があるぞ。
せっかくなので、あっちにも行ってみよう。
よく見る六地蔵より数が多いな。
1、2、3、4… この写真にあるだけでも17か。
朝陽が当たり始めて、今日も楽しい1日が始まりそうな賑やかな空気感でいいですね。
赤いお堂に到着、手を合わせて一礼すると、突然いずこから聞こえる響きのある声。
「おはよおぅございます。今日も1日、よろぉしくお願いします。」
?
誰? そして、私に話しかけているの?
もしやと、先程見たお地蔵様を振り返り。
いやまさか、いくら神秘的な秩父であっても、お地蔵様に挨拶される訳はない。
お堂の中で、お坊さんがご本尊に挨拶しているのかなぁ。
思わず、「おはようございます。」と声をあげてしまいましたけど、きっと私に言ったんじゃないだろうな。
もしかして、この一休さんのような立て札に監視カメラが仕掛けてあるとか。
それをお堂の中から監視して挨拶… いやいや、人を感知しての自動応答だったり。
謎は解けぬままですけど、朝7時前の法雲寺、驚きの経験でした。
実はこのお寺には、龍の骨、天狗の爪、楊貴妃の鏡といった宝物が置いてあるんです。
まぁどれも怪しげなものばかり。
敢えて見る価値もないかとは思いつつ、こういうオーパーツ系には正直言うと惹かれるのは、子供の頃から変わらず。
写真は撮らずでしたけど、お堂の一部から見ることができます。
ガマガエル、かな。
背中には2匹の子供、なんか愛嬌があるなぁ。
様々な品が置いてある法雲寺、地味なお寺ながらも、なかなか面白かったなと。
法雲寺
埼玉県秩父市荒川白久432
0494-54-0108
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