御徒町ではランチを食べられず、秋葉原に向かって歩いている時に、そうだと思い出したのがこのお店。
いや、正確には、「この場所にあるお店」かな。
どこかは覚えておらずでしたけど、地方の食材を使ったお店があるのを覚えていたんです。
名前は「ええもんあるでぇ徳島」、そのまんま、徳島県ですね。
休日のお昼過ぎ、混んでるかなと思いきや意外にそうでもなく、よし、ここにしよう。
店員さんから勧められたのは阿波牛のハンバーグ。
1日限定20食とのことで、そう言われたら食べてみるしかないかなと。
メニュー上の名称は、「阿波黒毛和牛入り! 手ごねプレミアムハンバーグ! 柚子味噌フォアグラのロッシーニスタイル ~トリュフ入り~」。
それにしてもまぁ、何て長い名前なんだろう。
フォアグラにトリュフと高級食材のオンパレード、ロッシーニスタイルというのは、この2つの組み合わせなのか。
講釈はともかく、さて、頂きま~す。
ライスとスープのセット、今回はカボチャのスープ。
これはレベルが高くて、自然の甘味が凝縮されています。
このスープだけでも、味わう価値があるんじゃないかな。
さぁて、メインのハンバーグに。
まずは大胆に切って、ソースを絡めて口に放り込みます。
うん、ノーマルに美味。
脂感はほとんどなく、赤身の牛肉のさっぱりさ。
ソースには酸味とコクがあって、絡めて食べると丁度いい感じです。
フォアグラが混ざると、脂が加わって味が濃厚に。
でも存在感は弱く、あくまでも赤身の牛肉が主役なんですね。
周囲の野菜、一つひとつが特徴的な味。
全体的に、食べ進めるのが面白い皿に仕上がっていました。
そうそう、トリュフの味、ようやくわかりましたよ。
シャキシャキした食感、薄切りのニンニクを洗ったみたいな味だと思いきや、うっすらと土やオイルのような風味も。
果たしてこれがトリュフ本来の味なのかは不明ながらも、この歳にしてようやく認識することができました。
ハンバーグも美味しいものの、今回はトリュフの方に興味が集中していたというのが食べ終えた感想ですね。
徳島といえば柚子、さすが、お冷にも入っているんですよ。
レモンよりも主張が弱く、クリアで優しい味の水。
店内は広くはないものの、落ち着いたムードで寛げます。
もう少し肩の力を抜いて、郷土料理なんかも出せばもっと流行りそうなお店でした。
日本百貨店内にあるので、帰りに特産品を買うにもいい場所。
休日のランチをちょっと贅沢に、ご馳走さまでした。
ええもんあるでぇ徳島
03-3258-0551
東京都千代田区練塀町8-2 CHABARA
営業時間 11:00~20:00
定休日 元旦、6月と11月の第一水曜日
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