巣鴨から王子の紀行、次に向かう先は西巣鴨の寺社群、ここに江戸時代を代表する女性の墓があるんです。
まずは西方寺、ここには2代目高尾太夫の墓があるんだとか。
山門もなくお寺っぽくない造り、入っていいものやらと少々の戸惑い。
家の庭先のような通路を突っ切っると、高尾太夫の墓の案内。
指示通りに歩くと、お、あった、これがそうなんだな。
ところで高尾太夫って誰なんだか。
吉原を代表する花魁の源氏名だそうで、ネットによると11代まで続いたんだとか。
2代目は仙台高尾とも呼ばれ、仙台藩主の伊達綱宗に斬殺されたというエピソードもあるそうです。
真偽のほどはともかく、350年も前の歴史がここに残っているということが凄いなと。
高尾太夫の墓の下、ひっそりと猫の石像。
腕が折れてますけど、元は招き猫だったんでしょう。
この姿、少々可愛そうな気がするものの、これが諸行無常というものですね。
次の妙行寺に行くために、一旦都電の線路を渡ってと。
この電車、結構趣があるなというのは今回の発見の一つです。
妙行寺の石碑、何と書いてあるんでしょう。
「四谷怪談 お岩様の寺」、そう、あのお岩さんの墓があるんですよ。
お岩さんのというと、お皿が1ま~い、2ま~い…
あれ、これは「番町皿屋敷」か。
ネットで調べてみると、お皿を数えるのはお菊さん。
すっかり混同していました。
お岩さんの墓はこんな様子。
周囲に人がいないので、少々ビビりながらの撮影です。
お岩さんは田宮家という武家の娘さん。
婿養子に家を追われた後に田宮家には不幸が続き、お家断絶にまで追い込まれるというストーリーでした。
これが脚色されて歌舞伎「東海道四谷怪談」になると、顔が腫れ上がって 髪の毛が抜けながら死んでいく話になるんだとか。
実際には田宮家は断絶しておらず、家から失踪した女性がお岩さんのモデルなんだろうとのことですけど、はてさて、このお墓には本当は誰が眠っているんでしょう。
仙台高尾といいお岩さんといい、江戸時代の高名な女性の墓が集まる地というのが、西巣鴨の特徴のようですね。
さて、次は王子駅近く、飛鳥山公園に向かいます。
【今日のワンポイント】
・お岩さんの墓は明治時代末期に、仙台高尾の墓は昭和初期にこの地に移転してきたとのこと。元の墓をそのまま移したんでしょうけど、移設作業は大変だったんだろうなと。
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