モーションウィジット

2024年5月27日月曜日

【旅行】自動演奏楽器とオペラ歌手のコラボとは珍しい

【この記事のポイント】
・河口湖のメジャーな観光地『音楽と森の美術館』を初訪問、他では見ることのない自動演奏楽器やオルガンの演奏を聞くことができるのは魅力



次の観光地は『音楽と森の美術館』、過去十何回と河口湖い来ている私もここに入るのは初めて。
私も音楽や森は嫌いじゃないものの、お金を払ってまで見る必要もないほど、周囲には綺麗な自然が溢れている場所ですからね。

じゃ何で今回入ってみようと思ったのかというと、妹経由で無料チケットを2枚貰ったから。
河口湖で貸別荘を営むMさん、家の娘が初めての河口湖と聞いて手配して頂いたんだそうです。(Mさん、いつも様々お気遣い頂き、真にありがとうございます)

いつも素通りしていた入口ですけど、今日は違った景色として見えるもの。

そういえば、ここに来たいのに違うバスに乗ってしまった母娘がいて、最寄りのバス停からの行き方を説明したこともありました。
そんな一件からも、ここがメジャーな観光地であるということは伺い知れるものですね。

敷地内には主要な建物は4つ。
入口から時計回りに、以下の通りです。
コンサートホール:オルゴールなど自動演奏楽器の展示とコンサート
オルガンホール:ヨーロッパの社交場のような造りで自動オルガンの展示
ミュージアムショップ:音楽関連のグッズが並ぶショップ
森のレストラン&カフェ:館内レストラン、ランチコンサートもあり

コンサートホールでは日に3回、自動演奏楽器とオペラ歌手のコンサートが開催されています。

半円階段状のコンサートホールは見易くて音の通りもよし。
古の自動演奏楽器の音色と美しいソプラノ歌手の声の共演、現実を忘れて聞き入る心地よいひとときでした。

オルガンホールには、壁1面を全て使った世界最大級の自動演奏オルガンが設置されています。

左右の壁にも演奏に合わせて動いたり音を鳴らしたりする人形が配置されており、ホール全体が一つのシステムとしてなっているという凄さ。
他にはなかなかない空間なので、映画やMVの撮影にも使われたりしているんだそうです。

ここではサンドアートコンサートが3回/日。

ところで、サンドアートって何だ?と思っていたら、あ、ガラスに砂で次々と絵を書いていくやつね。
自動オルガンの演奏とピアノ・バイオリンの生演奏、そんな音楽にのせてのサンドアートは幻想的。

描いているのはヘンゼルとグレーテルの物語。
指一本で何かを描き始めたと思ったら…

あっという間にそこには人の姿が描かれるんですよね。
何をどう描こうかなんて考えている間はなし、練習を重ねたであろう熟練の技は見事でした。

このサイ、なんだかわかります?

サルバドール・ダリの「レースをまとった犀」という作品、世界に8つあるうちの一つだそうで、時価8億円なんだそう。
音楽と森の美術館23周年記念の展示だとのことですけど… この施設の雰囲気に合っているんだろうか。

ミュージアムショップ内は複数階層の複雑な造り、なので迷路みたいな楽しみ方もできるんです。

同じ場所に戻ってくるのに一苦労するので、買いたいと思ったものがあったらすぐに買ったほうがいい。
なるほど、ショップ側のうまい戦略でもあるんだなと感心。

るのに1〜2時間程度で全体を観ることができるコンパクトな展示。
値段がちょっと高いものの、なかなかユニークな美術館でした。




音楽と森の美術館
山梨県南都留郡富士河口湖町河口3077-20
0555-20-4111
営業時間 10:00〜17:30
休館日 火・水

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