・高幡不動から続く「かたらいの路」という名の遊歩道は、多摩動物園外周のアップダウンを巡るユニークなコース
高幡不動での八十八ヶ所巡拝は小一時間もかからず、1万歩ウォーキングには少々短過ぎるなと。
近くで更に歩けるところということで、「かたらいの路」に行ってみることにしました。
かたらいの路というのは、東京都が命名したもの。
日野市では「南平丘陵散策コース」と名付けているそうですけど、かたらいの路の方が覚えやすいですね。
私は一人でのウォーキング、言葉を語らう相手はいないので、木々や景色と心で語り合おう... なんてね。
まず高幡不動の裏側、住宅街を進みます。
一見普通の道路ですけど、ここもかたらいの路のコースになっていて、注意して見ていると何箇所か「ハイキングコース」といった表記があるんです。
写真じゃわかりにくいですけどそれなりに急な坂が続き、実はここが最大の難所だったかなと思ったりします。
かたらいの路への入口階段。
一般の家への階段のようにも見えるものの、地図がいい目印になるかな。
地図のアップ、左下が高幡不動で、住宅街を抜けて現在地にいるというのがよくおわかりいただけると思います。
右上の地図は途切れていますけど、続きは多摩動物公園の外周をグルっと回る遊歩道だと思って頂ければいいと思います。
左手の金網が多摩動物公園、こんな風景を見ながらというコース。
自然の風情が損なわれているという見方もある一方、金網が目印でわかりやすい、金網側はいざという時に掴まることができて安心・安全という解釈もできるでしょう。
金網側は動物園内とはいえ、脱走を試みる動物が突進してくるということはまずなさそう。
枯れ葉に覆われ、そして意外にアップダウンがある小径。
アップダウンとは言っても10m前後、5〜6回程度なので大したことはないんですけどね。
スニーカーでも問題なく歩けるレベルですけど、下りで軽く滑ったりすると登山靴の安全性を改めて実感。
途中の開けたところでは、遠方に富士山がくっきりと見えたり。
おぉ綺麗だなと柵に近づいて、下は切り立った崖だと気付いて必要以上に声を上げてビビったり。
こういう時には、一人でよかったと感じるものです。
基本は一本道なのでルートはわかりやすいんですけど、一箇所だけわかりにくかったのがここ。
舗装された宅地沿いの道を歩くところで、あれ、これって行き止まり?
いやいや、よく見るとポリバケツの手前に左折する道がありますね。
こんな橋を目の前にしてドキドキ。
よく見ると、なんだ、下は数mしかないじゃないですか... 焦って損した。
ところどころですけど、動物園内が見えるところも。
これはオランウータン、かな... こんなに毛むくじゃらだったっけか。
なんて言う間にゴールの旧多摩テック入口に到着、高幡不動尊からの距離は3.5km程度。
この後は多摩動物公園駅から京王線や多摩モノレールに乗ってもよし、まだ歩き足りなければ高幡不動駅まで歩いてもよし。
私は後者で、往復で7kmほどを歩いたんですけど、後半はフラットな舗装路なので楽なものでした。
高幡不動のすぐ裏にこんな遊歩道、気軽に歩けるので結構オススメです。
【おまけのワンポイント】
・東京都保健医療局のトーキョーウォーキングマップには都内のウォーキングコースが様々紹介されていて、今回歩いたコースも日野市のコースとして紹介されています。これを参考にしながら、あちこち歩いてみるのも面白そうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿