・高幡不動尊の裏山にある「山内八十八ヶ所巡拝路」、40分ほどで巡ることができる秀逸な軽ハイキングロードだなと
昨日の記事の最後に書いた通り、高幡不動に来たメインの目的は高幡山の「山内八十八ヶ所巡拝路」を歩くこと。
山中は四国八十八箇所巡拝路を模しているという情報をネットで発見したので、どんな様子なのかをこの目で確かめたかったんです。
入口には「山内八十八ヶ所 巡拝入口」とわかりやすく書いてあるので、まず間違えることはないとないと思います。
いきなりの坂道ですけど、道幅は広いし舗装されているし、大半の方には全く抵抗感なくアプローチできると思います。
順路の地図、複雑に入り組んだ道ですね。
まぁ1から2,3と順に歩けばいいはず、記憶していなくても何とかなるでしょう。
広めの自然路に入って、すぐに第一番を発見。
こんな感じで道端に目立つお地蔵さんがあるので、見失うことはまずないと思います。
途中、若干狭めの路もあるものの、高所恐怖症の私でも尻込みするほどのレベルではなし。
よほど足腰が悪くなければ、誰でも楽に歩けるようになっています。
気をつけなければいけないのは、所々に戻るポイントがあること。
この看板に従って20・21番を巡った後、ついついその先にある道を進みたくなるものの... 待てよ。
確か分岐点に「22番 →」という表記があったはず、そう思い出して戻ってくると、やっぱり。
こんな引き返しポイントが2〜3個所あるのには留意が必要です。
途中は省略してと、最高地点の見晴らし台に到着。
ここはかつて高幡城の本丸だったそうで、平らでそこそこの広さがあるのでなるほどという感じ。
見晴らしはそこそこ、おぉ、遠方に見える山は筑波山だな。
この山の標高は150mほどらしいですけど、浅川と程久保川が南北を流れて防御に優れ、見通しもいいので確かに城に適した地形だなということがわかります。
道幅も広くて歩きやすい尾根、お地蔵さんもこんな間隔で並んでいます。
よし、次はあれだなとモチベーションを維持できるようになっているのが上手い。
51番の奥にあるもう一つの見晴らし台からは、バッチリと富士山が見えます。
手前にある山は道志村の大室山とのこと、富士山と妙に一体化していてなかなか美しいですね。
88番は高畑神社境内の大師堂、八十八ヶ所巡り全体では40分程は歩いたでしょう。
登山としては物足りないものの、普段は山歩きをしない方がそれっぽい雰囲気を感じるにはいいコース。
こんな楽しみ方があるというのは、さすが関東三大不動の高幡不動です。
【おまけのワンポイント】
・週末にも関わらず、八十八ヶ所巡りをしている間に出会った人は数えるほど。9:00台だったからでしょうけど、やはり「早起きは三文の徳」を改めて実感です。
0 件のコメント:
コメントを投稿