・裏コリドーの『九州の旨かもん 旨か酒 くすお』、九州各地の味を楽しめて、昼間から呑める楽しいお店
『ORIGO』の後、いつも家呑みしている妹夫妻と従姉弟とでもう少し飲もうということに。
歩きだすと息子もついてきて、お、珍しい、今日はこの仲間入りか。
とはいえまだ16時前、やっているお店あるのかな…
そうだ、裏コリドーにそれっぽいお店があったな。
お、やってるやってる。
『九州の旨かもん 旨か酒 くすお』、名前の通り九州の味覚を楽しめるお店。
九州料理ってザックリ括りすぎているよなと常々思いつつ、美味いものが様々あるので好きなんですよ。
まずは定番のポテト、全く九州じゃないながらも、振りかけられたあおさが思っていた以上に美味。
これで皆さん食欲に火がついて、「さっきまでイタリアン食べていたのにね」とか言いながらもガツガツと食べてお代わりする有様です。
一杯目はハイボール、これも火付け要因の一つだったなのかな。
程よいのり塩味、ハイボールで口の中をさっぱり、極楽極楽。
ハトシという名の長崎料理、魚のすり身をパンに挟んで揚げたもの。
初めて食べる味だけど、これもまた炭酸系アルコールのツマミとして素晴らしい味。
ハトシって何だと調べてみると…
・広東語では「ハートーシー」
・「蝦(ハー)」は海老、「多士(トーシー)」は英語のトーストの音訳
・19世紀末には広州でも作られていた古い料理の一つ
へぇ、新しいことを学べたことに感謝。
酢モツ、博多の定番ですね。
このお店のは少しさっぱりとし過ぎているかな、でも珍しい一品を食べることができたなと。
馬刺しは熊本、厚切りで噛みごたえがあって美味。
馬刺しを食べると、九州料理食ったぞというと感覚になります。
酔いが回ってきて、怪しいものを呑んでみようコーナーに突入。
紅小牧✕熊本レッドトマト、ブラッディ・メアリーの焼酎版ですね。
トマトジュースは好きなので、この味にも全く抵抗なし。
恐る恐る飲んでみた従姉弟も「あ、美味しい!」と驚いてました。
一口餃子、これもツマミにいいんですよね。
柚子胡椒をチョイと乗せて、ピリッとした刺激を楽しむというのが好みの食べ方です。
鶏炭火もも焼は鹿児島名物。
炭火焼の香ばしさと新玉ねぎのさっぱり感が絶妙、酒もツマミも止められない。
お次の怪しい飲み物、え?、唐辛子入り?
これまた私好みのものを選んでくれたなと。
口に含んでみると… 全く辛味を感じない。
… いや、後口が辛いか… いやいや、これは柚子胡椒の辛さか?
何だかよくわからなくなってきました。
皆さん似たような反応ながら、どうやらこれは辛くない、というのが結論。
真実かどうかは、酔ってない時に飲んでみなければわからずでしょう。
「これ、なんて料理? 」「かけあえだって」
へぇ、これも初めて聞く名前。
佐賀の料理で、人参・大根と魚介を酢味噌で和えたもの。
これはカンパチですけど、イカを使うのも一般的とのことです。
程よく酸味があり、味噌のコクも相まって具材の旨さがいい具合に絡みます。
これ、この日食べたもののなかでベストの一品。
玉子焼きにも一工夫、中に明太子が入っているんです。
明太子の量が控えめなのがグッド、玉子の甘みを活かすワンポイント。
濃厚炊き餃子、これも初めて食べた味。
要は水餃子ですけど、鶏ガラ・豚骨・魚介の濃厚スープで炊いているので一味違う。
締めでちゃんぽん麺をと勧められて食べたところ、これがまた絶品。
さすが福岡のグルメはレベルが高いと唸りますね。
いやぁ、食った食った。
店を出たのはまだ18:00前、ランチから食べ続けた満足感、そして微かな罪悪感。
新たな料理を知ることもできた楽しいひとときに感謝。
美味しかった、ご馳走さまでした。
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