せっかく大船に行ったんだからと、ついでに寄ったのは田谷の洞窟。
九つ井から歩いて10分ほどの距離です。
定泉寺というお寺の裏にある田谷の洞窟、正式名称は瑜伽洞と言って、鎌倉時代に真言密教の修行場だったそうです。
境内の紅葉が正に見頃。
青空を背景にした赤が美しくです。
地表にも、落ちたばかりの紅葉が散在。
光と影に覆われて、晩秋の風情いっぱいですね。
お堂のガラスに映る紅葉。
修行僧の石像も紅葉えお見上げる…ことはないか。
洞窟内は撮影禁止なので入り口の写真のみ。
内部は複雑な構造で、解放されているのはごく一部のようです。
内部には電灯もあるものの、蝋燭を持って歩きます。
そこここに文字や石仏が彫られていて、不思議な空間を彷徨うこと暫し。
異世界に来たような錯覚に陥り、心が洗われる気がします。
蝋燭が消えないように歩くのもまた一工夫必要で、30分足らずで一巡りできるものの、なかなか充実した一時でした。
再び現実の世界に。
ふと足元をみると、石の上に落ち葉。
洞窟と紅葉のどちらが主役なんだかという記事になってしまいましたけど、洞窟だけを見物しに他の季節に行っても楽しめることは間違いなし。
九つ井とセットでお勧めです。
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